SDGs教材リリース
2022-06-29 11:00:10
中高生向けSDGs学習教材が正式リリース—国際エデュテイメント協会の取り組み
SDGs学習教材の誕生
一般社団法人国際エデュテイメント協会は、世界的な取り組みであるSDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)の重要性を受けて、特に中高生を対象とした新しいオンライン教材「Thinking Critically about SDGs」の提供を始めました。この教材を通じて、学生はSDGsの成り立ちや17の具体的なゴールを学び、社会課題に対する意識を高めることができるのです。
SDGsとは何か
SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、2030年までに持続可能でより良い世界を作るための国際的な目標です。この目標は、環境や経済、社会の課題を包括的に解決することを目指しています。
近年、日本国内ではSDGsに対する関心が急速に高まっており、2022年の調査によると、全世代でのSDGs認知率は驚異の86%を記録しました。特にZ世代の若者は、学校や職場を通じてSDGsについて学ぶ機会が増え、英語を使った教材への需要が急増していることが明らかになっています。
本教材の特徴
「Thinking Critically about SDGs」では、英語の4技能を習得しながら、17のSDGsゴールについて深く考察する内容が用意されています。具体的には、各ゴールの国内外の事例やインタビューを通じて、本質的な理解を促進します。初期段階では、SDGsの成り立ちやGoal1からGoal6までの学習が可能な内容にて提供されており、今後、利用範囲を広げていく予定です。
オンライン教材の使い方
学生たちは、与えられたリーディングやディスカッションを通じて、自発的に社会問題に考えを巡らせ、クリティカルシンキングを育むことが求められます。それぞれのゴールについては、基礎知識の学習から始まり、世界の現状、日本の状況、実際の事例を基にしたインタビューまで、多面的にアプローチする構成となっています。生徒がプロジェクトやグループワークを通じて意見を交換し合うことで、思考を深められるのです。
リリースを記念したイベント
正式な教材リリースを祝うために、2022年7月18日には「SDGs English 中高生向け Pre-Summer 1 Day Camp」が実施されます。このイベントでは学生たちが直接SDGsについて学べる機会が設けられ、特別ゲストとして株式会社マザーハウスの代表者を招いて、英語を通じたワークショップも行われます。
教材についての反響
すでに教材を利用している学校や教師たちからは、高い評価を受けており、特に生徒の興味を引く話題が豊富で、教育現場での関心を呼び起こす内容となっていると述べられています。教師と生徒が共に学ぶことで、授業の質も向上し、教育者自身の気づきにもつながっています。
未来への期待
国際エデュテイメント協会の代表理事である森俊介氏は、「この教材を通じて、私たちの住む世界で何が起きているのかを知り、身近でできることから行動へと繋がる教育の場を提供したい」と語っています。これからの世代が、持続可能な社会を理解し、自らの行動で変化を促せるような学びの機会を提供可能にし、地域や社会に貢献できる人材として成長していくことが期待されています。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人国際エデュテイメント協会
- 住所
- 千代田区西神田3-8-5ビル西神田3F
- 電話番号
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03-6811-1547