コモドジャパンの取り組み
株式会社コモドジャパンは、英国マンチェスターに本社を構えるコモドグループの日本法人として、災害復旧を支援する新たな取り組みを発表しました。東北地方太平洋沖地震からの復興を目的とし、被災者支援や復旧活動を行うサイトに対して、SSLサーバ証明書を無償で提供することを決定しました。これは、復旧活動を行う団体が発信する情報の正当性を証明し、利用者が安心してそのサイトを活用できるようにするための重要なアプローチです。
課題と解決策
現在、東北地方の災害復旧活動に関心を持つ多くの団体や個人が情報発信を行っていますが、残念ながら義援金を集めようとする悪質なフィッシングサイトも出現しています。これに対し、コモドジャパンはSSL証明書を通じて信頼性の高いサイトを確保し、安心して善意を届ける環境を整えることを目指しています。具体的には、提供するSSL証明書は企業認証に対応しており、利用者が運営団体の適切な活動を確認できるための手助けとなります。
対象となるサイト
無償提供されるSSL証明書の対象は、東北地方太平洋沖地震による被災者支援サイトや災害復旧活動を目的としたサイトです。この取り組みは、企業、NPO法人、個人事業主など幅広い形態の運営団体に対応しており、各サイトの信頼性を高めることができます。具体的には、利用者が実在する運営企業であることを確認するために、ドメイン所有者の実在確認を行います。
申し込み方法
申し込みは、コモドジャパンへの個別相談によって行われます。興味のある団体は、公式ウェブサイトに記載された連絡先情報を通じて問い合わせることができます。お問い合わせ先は以下の通りです。
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メール:
[email protected]
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電話:03-5812-7460
コモドジャパンについて
コモドジャパンの代表取締役社長は井上美紗子氏で、東京都千代田区に本社を置いています。設立は2008年2月で、資本金は1,000万円です。また、同社はSSLサーバ証明書を含むデジタル証明書、デスクトップセキュリティ、そしてコンピュータ技術サポートサービスを提供しており、インターネットセキュリティのリーディングブランドとして知られています。
すべての情報が正確かつ安心して扱われることを通じて、コモドジャパンは今後も、災害復旧に向けた支援活動を積極的に進めていくとしています。