ガイアフロー静岡蒸溜所が夢を叶える「プライベートカスク2025」
静岡県静岡市に位置するガイアフロー静岡蒸溜所は、2025年4月より自社製造のウイスキー原酒を樽ごと予約販売するプログラム、「プライベートカスク2025」を開始しました。このプログラムでは、個々の嗜好に応じて選べる大麦麦芽や蒸留機の違い、樽サイズの選択肢など、豊富なバリエーションが魅力です。
プライベートカスクの魅力
「プライベートカスク」は、2016年の創業時から続くプログラムで、数多くのウイスキー愛好家に自身の樽を持つ楽しさを提供しています。今回の2025年の樽詰めでは、180Lのバレルと50Lのオクタヴ樽から選ぶことができ、さらに麦芽の種類も3つの選択肢から選ぶことができるようになりました。
大麦麦芽の選択肢
このプログラムでは、日本産のノンピート麦芽に加え、英国産のノンピート・ピーテッド麦芽も選べます。それぞれ、異なる産地や製麦方法によって味わいが異なるため、参加者は自分好みの風味を楽しむことができます。日本産ノンピート麦芽は穏やかで繊細な味わいを、英国産ノンピート麦芽は厚みがあり、ピーテッド麦芽は独特のスモーキーさを持っています。
蒸留機の違い
蒸留機の選択も重要な要素です。静岡蒸溜所は、スコットランド製の薪の直火蒸留機と軽井沢から移設した蒸留機の2種類を使用しており、それぞれの特徴がウイスキーに影響を与えます。薪直火はパワフルな味わい、蒸気による間接加熱は軽やかでフルーティーな香りが特徴です。
樽サイズの選び方
樽のサイズも選べるのが「プライベートカスク」の魅力の一つです。大きな180Lのバレルと、ミニサイズの50Lのオクタヴから選べるため、特別な体験を自分のスタイルに合わせて楽しむことができます。バレルは新樽を使用し、独特のバニラ香やスパイシーさが特長であり、オクタヴは熟成された原酒の風味を保ちながら、コンパクトなサイズでの楽しみ方を提供します。
カスクオーナー特典
カスクオーナーになると、樽詰め体験やニューメイクスピリッツを味わう機会が得られ、静岡蒸溜所の見学ツアーも無料で参加できます。さらに、自分だけのオーナーズバッジがもらえるという特典も期待できます。家族や友人との特別な記念日を祝うのに最適なプログラムです。
ガイアフローのこだわり
静岡蒸溜所は「静岡らしいウイスキーを造る」を目指し、地域に根ざしたものづくりを行っています。このプログラムは、ウイスキーの成長を楽しむだけでなく、地域貢献の一環ともなっています。今後の展開が楽しみです。
興味のある方は、是非「プライベートカスク2025」に申し込んで、自分だけのウイスキー体験を味わってみてはいかがでしょうか。