サステナクラフト NEDO採択
2022-06-09 11:20:26
衛星リモートセンシングで森林モニタリング!サステナクラフトがNEDO事業に採択
衛星リモートセンシングで森林モニタリング!サステナクラフトがNEDO事業に採択
地球環境問題の解決に貢献するスタートアップ企業、サステナクラフト株式会社が、2022年度NEDO「研究開発型スタートアップ支援事業/地域に眠る技術シーズやエネルギー・環境分野の技術シーズ等を活用したスタートアップの事業化促進事業」に採択されました。
同社は、衛星リモートセンシング技術を活用し、森林の炭素蓄積量を効率的にモニタリングする技術開発を進めています。この技術は、従来の調査方法に比べて大幅なコスト削減と広範囲なモニタリングを実現し、森林保全の効率化に大きく貢献すると期待されています。
NEDOからの支援で更なる技術開発へ
今回のNEDO事業採択により、サステナクラフトは、以下の3つの研究開発テーマに取り組みます。
1. 熱帯雨林のバイオマス推定:樹種が多様で複雑な構造を持つ熱帯雨林において、地上部バイオマスの正確な推定を実現するための技術開発を行います。
2. 生物多様性推定: 地球観測データと時空間モデルを組み合わせ、地上部の生物多様性を正確に推定する技術を開発します。
3. プロジェクト評価手法の開発: 新規政策導入やプロジェクトによる負の外部性の影響を評価する、頑健なプロジェクト評価手法を開発します。
カーボンクレジット市場の課題解決に貢献
近年、森林由来のカーボンクレジットは、地球温暖化対策の重要な手段として注目を集めています。しかし、実際には、森林プロジェクトによる二酸化炭素吸収量よりも遥かに大きなクレジットが発行されているケースがあり、その信頼性に疑問符が投げかけられています。
サステナクラフトは、衛星リモートセンシング技術と因果推論技術を活用することで、これらの課題を解決するソリューションを提供します。具体的には、高精度な森林モニタリング技術と、カーボンクレジット特有の複雑な参照レベルやリーケージの評価技術を開発し、自然保全への健全な資金循環の実現を目指しています。
社会実装に向けた取り組み
サステナクラフトは、現在、中南米や東南アジアの環境保全に取り組むNGOや事業会社と連携し、開発した技術の社会実装を進めています。将来的には、世界中の森林保全に貢献する技術として、広く普及させていくことを目指しています。
サステナクラフトについて
サステナクラフトは、2021年10月に設立された、衛星リモートセンシング技術と因果推論技術を専門とするスタートアップ企業です。同社は、これらの技術を活用することで、自然環境のモニタリング、分析、評価を行い、地球環境問題の解決に貢献しています。
会社概要
社名: 株式会社sustainacraft(サステナクラフト)
設立: 2021年10月1日
代表取締役: 末次浩詩
所在地: 東京都千代田区平河町1丁目6番15号USビル8階
* ウェブサイト: https://sustainacraft.com/ja
サステナクラフトの取り組みは、地球環境問題の解決に向けて大きな一歩となるでしょう。同社の今後の活動に注目です。
会社情報
- 会社名
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株式会社sustainacraft
- 住所
- 東京都千代田区平河町1丁目6番15号USビル8階
- 電話番号
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