再エネ協業の新展開
2025-05-27 14:32:39

京セラと九電みらいエナジーが再エネ協業で新たな一歩を踏み出す

京セラと九電みらいエナジーが再エネ協業を開始



京セラ株式会社(以下:京セラ)と九電みらいエナジー株式会社(以下:九電みらいエナジー)は、再生可能エネルギー(再エネ)事業において新たな協業を開始することを発表しました。この2社は、2050年に向けたカーボンニュートラル社会の実現を目指し、協力を強化するための基本合意書を締結しました。

2社の強みを活かした協業



京セラは太陽光発電システムの開発や供給、保守を手がける企業として実績があり、その技術力を活かして再エネの普及に努めています。一方、九電みらいエナジーは地熱発電に秀でた知見を持ち、安定した電力供給を実現してきました。両社の協業により、パートナーシップによるシナジー効果が期待されています。

地熱発電のオフサイトコーポレートPPA



今般の協業において、重要な要素となるのが地熱発電のオフサイトコーポレートPPA(Power Purchase Agreement)です。このPPAは、九電みらいエナジーが大分県と鹿児島県にある地熱発電所で発電した電力を、京セラの施設に供給するという仕組みです。これにより、環境に配慮したエネルギーの供給が実現します。

具体的には、合計197,500kWの発電出力を持つ地熱発電所からの電力が京セラに供給されることになります。地熱発電は、天候や時間に左右されることなく、安定して発電できる点が大きな特徴です。これにより、再生可能エネルギーの導入の安定性がさらに高まります。

2050年のカーボンニュートラルを見据えた施策



両社は今後も協業を進め、具体的な再エネ事業の展開を図っていく計画です。特に、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けた施策に注力することで、温室効果ガスの排出削減に貢献することが目指されています。

地熱発電の導入は、再エネ事業の拡大を加速させ、持続可能なエネルギー社会の実現に向けた大きな一歩となるでしょう。今回の協業によって得られる成果は、再エネ分野の更なる発展を促進することが期待されます。

まとめ



京セラと九電みらいエナジーの連携は、再生可能エネルギーの未来を開く光となるでしょう。持続可能な社会の実現に向け、両社が共に歩む道がどう拓かれていくのか、その動向に注目が集まります。


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