TOKYO白馬の騎士ファンド
2026-03-31 08:20:22

40億円の資金調達完了、TOKYO白馬の騎士ファンドが事業承継を実現

40億円の資金調達完了、TOKYO白馬の騎士ファンドが事業承継を実現



National Search Fund株式会社(NSF)が運営する「TOKYO白馬の騎士ファンド」は、当初の目標額であった40億円に到達し、2026年3月にファイナルクローズを迎えました。このファンドは、企業の事業承継を支援する新しい枠組みとして注目されており、特に地域金融機関の参画が意義深いものとなっています。

新たな事業承継支援のモデル



本ファンドには東京都をはじめ、地方銀行や信用金庫、東京信用保証協会が参加し、東京における事業承継の新たな支援の形が完成しました。具体的には、西武信用金庫、城南信用金庫、芝信用金庫がサーチファンドに出資したことが全国初の試みであり、東京信用保証協会による出資も同様に注目を集めています。地域金融機関が事業承継問題に深くかかわる姿勢が顕著です。

これらの信金や銀行の参画によって、NSFは全国初の枠組みを作り上げることに成功しました。中小企業を支える金融機関が次世代の経営者育成に寄与する姿勢が示されており、今後の展望が期待されます。

第2号案件の事業承継



さらに、TOKYO白馬の騎士ファンドは第2号案件として、相栄電器株式会社の承継を実行しました。相栄電器は1974年に設立された老舗の電子部品製造会社であり、東京都品川区に本社を構えています。ITやDXの経験を持つ中川敦司氏が2026年4月1日付けで代表取締役に就任し、同社の未来を担うこととなりました。

相栄電器は、情報通信や電力設備、医療機器など多岐にわたる産業を支えてきた企業であり、小ロット・短納期・高精度加工に対応する柔軟な生産体制を持っています。今回の承継は、後継者不足に直面する中で、前任者が「長年培った技術と雇用を守りたい」という想いからサーチファンドの枠組みを選択した背景があります。

次世代経営者の育成とガバナンス



NSFは、この成功を持続可能なものにするため、後継者育成プログラム「SAP」や資本ガバナンスモデル「Icon Model」を導入しました。これにより、後継者不足や株主構造不備といった問題を事前に解消し、企業の発展を強力にサポートします。

「SAPプログラム」では、経営者に必要な理論と実践を3年間で学ぶことができ、実際の経営に参加することで真の経営者としての素養を養うことが可能です。さらに、Icon Modelは企業の資本構造を整理し、スムーズな承継を実現するための手法として、さまざまな企業文化やオーナーの価値観に応じて柔軟なモデルを提供します。

結論



TOKYO白馬の騎士ファンドの取り組みは、単なる資金提供に留まらず、地域経済の未来を支え、次世代の経営者を育むための重要なステップとなっています。NSFの代表取締役COO、前田健太氏は、これらの取り組みが地域経済に与える影響について強い意志を表明しており、今後の発展が非常に楽しみです。地域金融機関とともに、安心して事業承継できる社会の実現に向けて取り組む姿勢が高く評価されています。


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会社情報

会社名
National Search Fund株式会社
住所
東京都港区港南二丁目16番2号28階
電話番号

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