学生の地域貢献
2025-08-22 09:22:04

共栄大学の学生が地域課題解決に挑む「街盛プロジェクト」の実践

共栄大学の学生が地域課題解決に挑む「街盛プロジェクト」の実践



埼玉県春日部市に位置する共栄大学の国際経営学部では、地域課題解決に向けた新たな取り組みが始まりました。このプロジェクトは、学生が地元経営者と直接対話することで、地域の現状や課題を理解し、実践を通して学びを深めることを目的としています。特に、株式会社Doooxが展開する「街盛プロジェクト」と連携し、実際のビジネスの現場を体験することが学生にとって貴重な学習機会とされています。

1. 特別講義から生まれた継続的な取り組み



2025年4月に行われた特別講義が好評だったことから、共栄大学の林雅子教授が学生たちに地域課題に主体的に取り組む機会を提供する相談を行いました。この想いを踏まえ、地域の実情を肌で感じる実践的なプログラムが今回の取り組みとして設立されたのです。

2. 地元経営者との対話がもたらす新たな気づき



プロジェクトの初回活動として、2025年6月19日に株式会社おづつみ園を訪問し、地元経営者と学生たちが意見交換を行いました。代表の尾堤宏氏は、自身の経営理念や地区の特性について熱く語り、学生たちはその真剣な話に耳を傾けました。特に「ライバルは自分自身」という尾堤氏の言葉は、参加した学生たちに深い印象を与えました。生きた経営の現場に触れることで、学生たちは地域への想いを新たにし、自らの将来についても考えるきっかけを得ることができたのです。

3. ビジネスアイデアの具体化への道



学生たちは、得た経験を基にして春日部市の課題を解決するためのビジネスアイデアの創出に取り組んでいます。オンライン講義では、実務経験豊富な講師がビジネスの根本的な問いから事業計画の策定に至るまでの思考法を教え、学生は実践的な知識を身につけました。特に「誰の、どんな課題を解決したいのか」という問いかけは、アイデアを現実のビジネスに落とし込むための大切な一歩として機能しています。

4. 学生たちの成長と今後の展望



林ゼミに所属する学生たちは、プロジェクトを通じて学びを深化させ、地域の課題解決に向けた具体的な行動を模索しています。机上の学びを超え、実際の地域社会の課題に対して積極的にアプローチすることが求められています。このような主体的な学びが、学生自身の成長につながることを期待しています。

今後も株式会社Doooxと一般社団法人共力KASUKABEは協力し、学生の挑戦を支援し続けながら、春日部市の活性化に貢献していく方針です。学生たちにとって、地域を知り、地域に貢献する経験ができることは、将来的なキャリア形成においても極めて重要な要素となるのです。地域と共に成長し、未来のリーダーを育てるこのプロジェクトが、今後どのように発展していくのか非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社Dooox
住所
東京都品川区西五反田8丁目4番13号 五反田JPビルディング 2F co-lab 五反田 with JPRE
電話番号

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