板橋区 認知症協議会
2024-07-18 17:09:18

認知症フレンドリー社会実現へ!板橋区が官民協議会を開催 - 誰もが安心して暮らせる街づくりを目指して

板橋区、認知症フレンドリー社会実現に向けた協議会を開催!



東京都板橋区は、認知症になっても安心して暮らせる「認知症フレンドリー社会」の実現を目指し、都内で唯一の官民協議会「認知症フレンドリー協議会」を令和6年7月17日に開催しました。

この協議会は、令和5年度に発足し、今回で2回目の開催となります。今回は、医師による講話や若年性認知症当事者へのインタビュー、グループワークを通して、認知症に対する理解を深め、課題認識を共有することを目的としています。

協議会には、医師、若年性認知症当事者、民生委員、民間企業、行政などから38名が参加しました。

当事者からの生の声、社会への提言



協議会では、若年性認知症当事者の方々から、仕事や日常生活における困難さや社会への要望などが語られました。参加者は、当事者の方々の言葉を通じて、認知症に対する理解を深め、社会全体で支え合うことの大切さを改めて認識しました。

グループワークで活発な意見交換



グループワークでは、参加者それぞれが、認知症フレンドリー社会を実現するために必要なことについて活発に意見交換を行いました。

「認知症=高齢者の病気」という固定観念を改め、正しい理解に基づいた社会づくりを進める必要性や、困っている人に対して声をかけやすい環境作りの重要性などが議論されました。

今後の取り組み



板橋区は、今回の協議会で得られた意見や課題を踏まえ、官民連携による取り組みを加速化していく予定です。特に、令和6年1月に施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」に基づき、地域全体で認知症の人々を支える体制を構築していきます。

認知症フレンドリー社会実現への歩み



板橋区は、質の高い医療機関や研究施設を有する地域資源を活用し、認知症に関する様々な取り組みを進めています。特に、東京都健康長寿医療センターとの連携を強化し、認知症アウトリーチ事業やシニア向けの絵本読み聞かせ事業などを展開しています。

本協議会には、認知症研究の第一人者である東京都健康長寿医療センター認知症未来社会創造センターの粟田主一センター長も参加しており、専門的な知見を共有しながら、より効果的な取り組みを進めていきます。

板橋区は、官民連携による積極的な取り組みを通じて、誰もが安心して暮らせる認知症フレンドリー社会の実現を目指していきます。


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会社情報

会社名
東京都板橋区
住所
東京都板橋区板橋2-66-1
電話番号
03-3964-1111

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