ペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けた取り組み:東京都、日揮、自然エネルギー財団によるセミナー開催
2024年12月23日(月)、東京都内で、ペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けたセミナーが開催されます。このセミナーは、東京都、株式会社日揮、公益財団法人自然エネルギー財団の3者によって開催され、再生可能エネルギー分野における最先端技術の動向と社会実装への取り組みについて議論する貴重な機会となります。
セミナー概要
テーマ: ペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けて
日時: 2024年12月23日(月) 13:00~16:20
会場: SSK セミナールーム (東京都港区西新橋) およびオンライン配信(Zoomウェビナー、アーカイブ配信あり)
主催: 新社会システム総合研究所
講演内容
セミナーでは、3名の専門家がそれぞれの立場からペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けた課題と展望について講演します。
1. 東京都環境局による取り組み (13:00~14:00):
東京都は、2030年カーボンハーフ、2050年ゼロエミッション東京を目指し、再生可能エネルギーの導入拡大に力を入れています。講演では、都市部における再生可能エネルギー導入の課題と、次世代型ソーラーセルであるペロブスカイト太陽電池の早期社会実装に向けた東京都の取り組み、企業との連携による実証事業、開発企業向けの助成事業などが紹介されます。特に、立地制約の厳しい都市部での導入拡大に向けた戦略に焦点を当てた発表が期待されます。
2. 株式会社日揮による取り組み (14:10~15:10):
株式会社日揮は、ペロブスカイト太陽電池の早期社会実装に向けた独自の取り組みとして、「どこでも発電所」事業を展開しています。講演では、建物への設置施工における課題とその解決策、独自開発の施工方法、実証実験の成果、そして日揮が目指すエネルギーの地産地消のビジョンなどが語られる予定です。ペロブスカイト太陽電池の普及拡大における技術的な課題と、それを克服するための日揮の戦略が明らかになるでしょう。
3. 公益財団法人自然エネルギー財団による分析 (15:20~16:20):
公益財団法人自然エネルギー財団は、ペロブスカイト太陽電池を含む次世代太陽光発電技術の普及に向けた課題と対策を分析します。講演では、ペロブスカイト太陽電池の開発動向、シリコンパネルとの比較、軽量化・多用途化された新技術、そして普及に向けた政策提言などが示されるでしょう。特に、経済性、安全性、環境負荷といった様々な観点からの多角的な分析が期待されます。
まとめ
本セミナーは、ペロブスカイト太陽電池の社会実装という重要なテーマに焦点を当てた、産官学連携による貴重な機会です。再生可能エネルギーの普及拡大に貢献する革新的な技術と、その社会実装に向けた取り組みについて理解を深めることができるでしょう。東京都、日揮、自然エネルギー財団の専門家による講演は、この分野に関わる研究者、企業関係者、政策担当者にとって必聴の内容となるはずです。
新社会システム総合研究所について
新社会システム総合研究所(SSK)は、1996年設立以来、法人向けビジネスセミナーを年間約500回開催するなど、幅広い情報提供サービスを提供しています。最先端の情報を発信し、お客様の戦略パートナーとして、事業機会の創出に貢献しています。