家族と共に考える会社の未来 -M&Aの最新情報を発信する「MAVITA」Vol.5発刊-

「MAVITA」Vol.5発刊特集のご紹介

2025年3月31日、日本M&Aセンターが発行する広報誌「MAVITA」（マヴィータ）の第5号がリリースされました。今号の特集は「家族で考える会社の未来 -家族会議のすすめ-」です。この特集では、経営者とその家族が検討するべき意思決定の重要性を、3つの視点から深掘りしています。家業の継承やM&Aの意思決定に関する具体的なアプローチが展開されています。

特集の概要

家族会議の大切さ

本特集では、30年以上にわたって数多くの経営者家族を支えてきた日本M&Aセンターの長坂道広エグゼクティブアドバイザーが監修。家族会議が持つ意義や、何を伝えておくべきかというポイントについて、事業の方向性や心情、必要な知識を整理し、Q&A形式を交えてわかりやすく説明しています。

実際の事例紹介

特集の中では、埼玉県にある株式会社とだか建設の創業家が、実際に家族会議を経てM&Aの決断に至った経緯を詳しく語っています。この家族は、8カ月の議論を通じて、自社を譲渡するという重要な決断を下しました。ここでは、家族会議の実施がいかに意思決定に影響を与えるかが具体的に示されています。

その他のコンテンツ

地方発の世界的ブランド企業

「MAVITA」では、他にも富山県の鋳物メーカー、株式会社能作を取り上げています。1916年に創業した同社では、長い歴史の中で成長を遂げ、現在では国内外に多くのファンを持っています。会長の能作克治氏と、社長の娘、能作千春氏との対談では、企業成長の秘密に迫る内容が掲載されています。

PMI事例から学ぶ

さらに、広島県のミクシオホールディングスの代表、大塩義晴氏にインタビューし、10社を束ねるグループ会社としてのPMI（Post Merger Integration）の進め方についても触れています。人を大切にした「型にはめないPMI」という方針についての考察が聞けます。

ベトナム拠点の紹介

日本の企業が注目するベトナム市場についても言及されています。日本M&Aセンターのベトナム現地法人のスタッフによる活動を紹介し、成長する市場でのM&A戦略についての洞察をお届けします。これにより、日本と世界をつなぐ役割を果たすM&Aの重要性が強調されています。

「MAVITA」について

「MAVITA」という名称には、M&Aとともにある人生という意味が込められています。日本の中小企業が直面する課題や経営に関する多様なトピックを取り上げ、読むことで経営者がM&Aに対する理解を深めることを目的とした媒体です。

今号は全28ページから成り、毎年3月と9月に発行されています。より多くの方々に日本M&Aセンターの取り組みや、企業の未来を考えるヒントを提供できればと願っています。

MAVITAに関する詳細や発送希望については、担当までお問い合わせください。