人的資本経営を加速する『Universal 勤次郎HRMポータル』のご紹介
勤次郎株式会社(本社:東京都千代田区)は、2025年8月1日に新たなHRMソリューション『Universal 勤次郎HRMポータル』を発表します。従業員の就業、健康、人材情報を一元化して可視化することで、企業の迅速な経営判断をサポートすることを目的としています。
新時代の経営への第一歩
昨今、企業は働き方改革や健康経営が求められており、それに伴い人的資本情報の適切な開示が強調されています。このような背景には、企業が従業員情報を効果的に活用し、経営戦略や組織運営に活かす必要性が増していることがあります。
これまで多くの企業が就業・勤怠、健康、人材、給与に関する情報を複数のシステムや紙媒体で管理していました。そのため、情報は分散し可視化や分析が難しい状況にありました。結果として、現場で起きる変化を見逃すことが多く、「残業時間の増加」や「特定部署のパフォーマンス低下」といった重要なシグナルを見逃す恐れがあります。
『Universal 勤次郎HRMポータル』は、こうした問題を解消するために設計されました。企業全体の情報をシームレスに統合し、現場と経営層が同じ情報を基に判断を行える環境を提供します。
新たな統合ポータルの機能
このポータルは、従業員のデータをひとつの画面に集約し、リアルタイムで可視化する機能を持っています。ユーザーは残業時間の推移や労働生産性の損失コストなどを自分好みにカスタマイズしたグラフで確認でき、過去のデータだけでなく、未来の予測も立てやすくなります。こうした情報を活用することで、企業は日常業務の中から潜在的な課題を早期に発見し、迅速な対応を可能とします。
また、企業特有のCSVデータをアップロードすることにより、カスタムグラフを生成したりKPIのモニタリングが可能です。これにより、経営レポートへの即時活用が実現し、業務の一貫性が高まります。
さらに、同日には『Universal 勤次郎HR』という新機能もリリースされ、既存の「勤次郎就業・勤怠」や「勤次郎健康」などの機能と連携することで、より多くの情報を可視化することができます。これにより、企業の人事戦略をさらに高度化し、組織運営に貢献します。
今後の展望と企業の使命
勤次郎株式会社は、この新たなHRMポータルを通じて、人的資本を経営資源として活用する手法を進化させていく計画です。収集したデータをリアルタイムに循環させることで、企業の中長期的な価値向上にもつながることを目指しています。特に、働き方改革と健康経営の両立を図りつつ、企業と国民のヘルスアップに寄与することを企業のミッションとしています。
経営者の思い
代表取締役社長の加村光造氏は、人的資本の活用と組織の価値を最大化することが、現代企業における重要なテーマであると述べています。40年以上に渡ってHRMソリューションを提供してきた同社は、新たに発表する『Universal 勤次郎HRMポータル』での情報の統合を通じて、変化に迅速に対応し、質の高い経営を促進していくとのことです。
まとめ
『Universal 勤次郎HRMポータル』は、企業にとっての人的資本経営の強化を目的とした新しいツールです。様々なデータを一元化し、リアルタイムで可視化することで、より迅速かつ的確な経営判断を可能に。この新たなポータルが、多くの企業の働き方改革に貢献することが期待されます。