経営管理の未来を切り開く『Sactona』の新機能
株式会社マネーフォワードコンサルティングが開発した経営管理・予算管理システム『Sactona』に、「AI異常点検知機能」が追加されました。この機能は、AIを活用することで月次実績データの異常を迅速に特定し、企業のデータ分析や確認作業の効率化を図るものです。機能はアウトルックコンサルティングとの共同開発により実現され、β版として順次展開されることになります。
新機能の具体的な特長
『AI異常点検知機能』は、過去12ヶ月分の実績データを自動的に解析し、特に急激なデータの変动や予測値からの大幅な乖離を検知します。閾値を超えた異常が見つかると、アラートが発動し、その理由が表示される仕組みです。
これにより、従来必要だった手動でのデータ確認作業が不要になり、異常値の見落としを防ぎます。また、チェック担当者の負担を大幅に軽減し、迅速な意思決定を支援する環境が整えられています。
高精度な異常検知
本機能の最大の特長は、高精度な異常値検出が可能であることです。これは、単なる統計に基づく判定だけでなく、トレンドの変化や複数項目間の相関関係、回帰分析による乖離なども考慮し、独自のアルゴリズムを適用することによって実現されています。ルールに基づいた閾値の判定とディープラーニングを組み合わせることで、検知精度が向上しています。
直感的な操作性
また、異常と判断されたデータは自動でハイライトされ、ユーザーにはその理由も表示されるため、データ分析が直感的に行えます。これにより、要因を把握するための手間が省け、画面上からシームレスに詳細分析を行うことが可能になります。
カスタマイズ性
特に注目すべきは、各企業特有の複雑なデータ構造にも対応する能力です。一般的なAIモデルでは対応が難しいような、組織階層や配賦ロジック、勘定科目の相関関係に基づいた異常検知が実現可能です。このため、『Sactona』は中堅・エンタープライズ企業において非常に高い適応性を発揮します。
データ分析の効率化
さらに、異常を検知した後はワンクリックで関連する明細データや過去トレンドにアクセスできる機能も搭載されています。この流れにより、異常の原因分析から修正後の着地見込みの検討までを、すべて『Sactona』内で完結でき、意思決定の迅速化が促進されます。
経営管理に新たな価値を提供
企業環境が急激に変化する現代において、いち早く変化を察知し迅速に決断を下すことが求められます。しかし、月次の実績データは膨大で、それらを手動で確認するには多くの工数がかかります。この新機能はそのような企業の課題を解決するために開発されました。
業務の効率化だけでなく、企業がより高度な分析や付加価値の高い業務に集中できる環境を提供することが『Sactona』の目指すところです。
今後の展開
将来的には、自然言語による指示に基づき帳票を自動作成する機能の実装も予定しています。『Sactona』は、AI機能を持続的に拡充し、ユーザー企業の利便性向上を図り、より先進的な経営管理の実現を目指していく所存です。
会社情報
アウトルックコンサルティング株式会社
- - 所在地: 東京都港区南青山三丁目1番3号 スプライン青山東急ビル
- - 代表者: 平尾泰文
- - 事業内容: 経営管理ソフトウェアの開発・導入・提供など
マネーフォワードコンサルティング株式会社
- - 所在地: 東京都港区芝浦 3-1-21
- - 代表者: 島内広史
- - 事業内容: 経営管理領域におけるSaaSおよびコンサルティングサービスの提供
株式会社マネーフォワード
- - 所在地: 東京都港区芝浦 3-1-21
- - 代表者: 辻庸介
- - 設立: 2012年5月