3Dデータプラットフォーム「ENQU」
2023-03-17 13:00:02
アスカラボが新たにリリースした3Dデータプラットフォーム「ENQU」の全貌と可能性
新たに誕生した3Dデータプラットフォーム「ENQU」
近年、VRやARテクノロジーの進展により、3Dデータを使用したコンテンツが急増しています。しかし、3Dデータを扱うには専門知識が求められ、一般ユーザーには高いハードルが存在していました。そんな問題を解決するため、アスカラボはウェブ上で3Dデータを手軽に公開できるプラットフォームサービス「ENQU」を発表しました。
1. 簡単なアップロードで公開可能
ENQUの利用は非常にシンプルです。利用者は公式サイト(https://enqu3d.com)にアカウントを作成した後、対応形式の3Dデータをアップロードするだけで、すぐに公開が可能になります。
対応形式にはWavefront OBJ形式(.obj)、FBX形式(.fbx)、glTF形式(.gltf、.glbなど)、さらに複数のファイルを圧縮したzip形式も対応しています。アップロードされたデータは、ENQUサイトの3Dビューワで簡単に閲覧することができ、特別なアプリのインストールは不要です。これにより、ユーザーは様々な角度から3Dデータを鑑賞でき、専門的な知識が無くても気軽に利用できます。
2. WebサイトやARコンテンツへの展開
ENQUのもう一つの魅力は、アップロードした3Dデータを自身のウェブサイトに埋め込むことができる点です。HTMLタグを自サイトに追加することで、任意の場所に3Dビューワを設置できます。また、スマートフォンやタブレットといったモバイル端末でもAR表示が可能です。AR機能を活用すれば、3Dデータを実際の環境に重ね合わせて見ることができるため、データやその実物をよりリアルに感じることができるでしょう。
3. 公開範囲の自由設定
アップロードされた3Dデータは、公開設定を柔軟にカスタマイズできます。全ての利用者に公開することも、特定のENQUアカウントを持つユーザーのみの公開も可能です。この機能により、チーム内でのデータ共有や組織内の情報管理に役立てることができます。
4. 無料で始められる
ENQUのアカウント作成、データアップロード、閲覧は、初期段階では全て無料で提供されます。今後は、より便利な機能を含む有料プランの導入も計画していますが、基本的な機能は引き続き無料で利用できるとのことです。
5. 新機能への期待
ENQUは今後も3Dデータ活用の場を広げていくための機能を更に拡充する予定です。これには、他のアプリやWebサービスで利用可能なAPIの提供、3Dデータの調整機能、マーケットプレイスの構想などが含まれています。これからの展開に大いに期待が寄せられています。
ENQUは単なる3Dデータの公開プラットフォームに留まらず、データクリエイターと利用者をつなぐ重要なサービスとなることが期待されています。今後の進化に目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社アスカラボ
- 住所
- 東京都世田谷区北沢1-20-7メゾン・ドゥ・スール102
- 電話番号
-
050-5896-4520