S&Jが新サービス『ADTRオプション』を開始、企業のセキュリティ対策を強化

S&Jが新たな選択肢を提供

サイバーセキュリティ分野で注目を集めるS&J株式会社は、2025年3月11日（火）に新しいサービス『S&J Active Directory Threat and Responseオプション（ADTRオプション）』の提供を開始します。このサービスは、企業が直面するActive Directory（AD）関連の脅威に対し、迅速かつ効果的な対応を可能にすることを目的としています。

脅威が高まる中での意義

近年、リモートデスクトッププロトコル（RDP）を利用したブルートフォース攻撃が増加し、ADが乗っ取られる事例が相次いで報告されています。このような攻撃は業務の停止やランサムウェア感染といった深刻な問題を引き起こす恐れがあり、企業が迅速に対処できるかどうかが極めて重要です。ADTRオプションは、脅威を感知した際に即座に自動的な対処や、遠隔操作による調査を行い、企業の被害を最小限に抑えることができます。

ADTRオプションの特長

この新しいオプションの最大の特長は、高度な脅威に対し、アナリストによる遠隔操作が可能である点です。もしADの侵害が疑われる場合、専門家が迅速に調査し、必要な対策を講じるため、企業の負担は大幅に軽減されます。また、即時対応が可能なことから、効果的にリスクに対処できるのです。

独自のSOCサービス

S&Jが独自に開発したSOCサービス『Active Directory監視サービス』は、クラウドとエージェントを駆使し、SIEMでは検知できない脅威を特定します。過去のランサムウェアやAPT攻撃の対応経験が、この検知ロジックに組み込まれています。このようにして、脅威を捉えた瞬間に必要な対策を迅速に実施することが可能となります。また、24時間365日体制で有人監視を行うことにより、企業の安全を確保しています。

今後の展望

S&Jは、ADTRオプションの機能を常に進化させていく考えです。新たな脅威や攻撃手法の増加に応じて、さらなるサービスの充実を目指し、企業のセキュリティ対策の一助となることを目指します。効果的で迅速な対応を実現することで、業務の持続可能性を高め、企業が安心して事業を展開できる環境づくりに貢献していくでしょう。

S&J株式会社について

S&Jは2008年に設立され、サイバー攻撃や内部犯行による情報漏洩といった課題に対して、総合的なセキュリティソリューションを提供しています。バランスの取れた「防御・検知・対処」体制を重視し、企業の情報セキュリティに関する経営課題に真摯に向き合っています。

今後も、より多くの企業にADTRオプションを通じて安全な環境を提供し、サイバーセキュリティの重要性を広めていくことが期待されます。

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