zooba導入で業務改革
2025-01-16 10:41:53

dely株式会社、AIサービス「zooba」を導入でヘルプデスク業務を改革

dely株式会社、AIサービス「zooba」の導入



dely株式会社が、社内ヘルプデスクの業務を効率化するためにAIサービス「zooba」を導入しました。月間200件に及ぶ問い合わせに対し、どのような成果を上げるのかを深掘りします。

導入の背景



dely株式会社では、毎月社内ヘルプデスクへの多くの問い合わせが発生していました。そのため、情報システム部門では手順や回答を整理し、公開していましたが、従業員は忙しく、社内ナレッジの検索や確認に時間を割くことが難しい状況でした。このような課題を改善するため、生成AIを活用し、Retrieval-Augmented Generation(以下、RAG)の仕組みを導入することを検討していました。しかし、実装にかかる工数やリソースの確保に難しさを感じていたため、SaaSを利用することに決定しました。

zooba導入の経緯



dely株式会社は、Notionで社内のナレッジを蓄積し、各コミュニケーションにはSlackを活用しています。多くの生成AIサービスが存在する中、zoobaはRAG機能を備えており、文書やナレッジの検索能力が高いことで注目されました。また、Slackでのインターフェースが利用できる点や、Notionの情報をそのまま活用できる点がユニークであり、これが導入の決め手となりました。特に社内のコミュニケーションはSlack上で行われているため、zoobaの利用方法を習慣化するのは容易でした。

導入効果と見えない影響



経済的な利益



現在、zoobaはSlackのワークフローに組み込まれ、月間およそ10%の一次回答による問題解決率を達成しています。この結果、従業員の労働時間も大幅に削減され、少なくとも1人日分のリソースをカットしていると推測されています。しかし、この数字だけが全てではありません。実際のところ、多くの見えない効果も生まれています。

質問の質向上



zoobaを導入したことにより、従業員は疑問を投げかける際により具体的な質問をできるようになっています。これにより、情報システム部門において必要なヒアリングの工数が減少し、業務の効率が格段に向上しました。従業員はzoobaの回答を参考にして、より明確な意図で質問するようになり、その過程で業務の精度も高まっています。

従業員の体験向上



回答が数分以内に得られるようになることで、従業員の満足感は大きく向上しています。また、サポートを受けるチャンネルを超えて、zoobaが活用される様子も見られ、Slack上での「すごい」といったスタンプが付けられることもあります。これらは、zoobaの効果が顕著に表れている証拠と言えるでしょう。

今後の展望



dely株式会社は、企業全体の効率化を目指しており、特に経理部門においてもzoobaの活用を進めていく考えです。月末月初の忙しいタイミングにおいて、どういった形でzoobaが役立つのかを模索しています。

まとめ



AIサービス「zooba」の導入により、dely株式会社のヘルプデスク業務は大きく変わり、問い合わせ業務の効率だけではなく、従業員の体験や満足度の向上にも寄与しています。今後も、ビジネス環境の中でzoobaがどのように経営に貢献していくのか、目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社zooba
住所
東京都立川市曙町2丁目8−28
電話番号

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