2025年の食品ロス削減に向けたmottECO FESTAの開催
2025年7月1日、SRSホールディングス株式会社が主催する食品ロス削減の啓発イベント「mottECO FESTA」(モッテコ フェスタ)が東京・飯田橋にて開催されます。このイベントは、消費者、事業者、自治体を巻き込んだ取り組みを通じて、日本全体の食品ロス削減を目指しています。
mottECO FESTAの意義と目的
mottECO FESTAは、消費者庁と厚生労働省が共同で発表した「食べ残し持ち帰り促進ガイドライン」の普及を図るために企画されたものです。具体的には、次の三つの目的が掲げられています。
1.
ガイドラインの普及: 食べ残しを持ち帰ることの重要性を消費者と事業者に広く理解してもらい、安全なmottECOの活動を拡大します。
2.
啓発活動の強化: mottECOが国の推進する取り組みであることを周知し、参加者の増加を図ることで、日本の食品ロス削減につなげます。
3.
成功事例の共有: 消費者や事業者、自治体、大学などの具体的な取り組みを紹介し、社会全体の意識を高めることを目指します。
このような目的から、mottECO FESTAは多くの関係者が集まり、食品ロス削減に向けた意識を高める貴重な機会となります。
イベントの概要
mottECO FESTAは、2025年7月1日の午前10時半から午後2時まで、東京都千代田区の「ホテルメトロポリタンエドモント」で開催されます。参加は無料で、イベントでは以下のようなプログラムが予定されています。
- - パネルディスカッション: 関係省庁や食業界の専門家によるディスカッションを通じて、食品ロス削減に向けた新たな視点やアイデアが提案されます。
- - 講演と事例発表: 国内各地での取り組みや成功事例を紹介する講演があります。具体的な事例を通じて、実際にどのように食品ロスを削減しているのかを学ぶ良い機会です。
- - ブース出展: さまざまな団体や企業による環境施策や取り組みの紹介があります。参加者は直接、各団体と対話しながら情報を得ることができます。
これらのプログラムを通じて、参加者は新たな知識を得ると共に、食品ロス削減に対する意識が高まることが期待されます。
mottECOとは
「mottECO」という名称は、環境省の主催する「NEWドギーバッグアイデアコンテスト」で大賞を受賞したものです。また、名の通り、持ち帰りの文化を推進することを指標としており、持ち帰った食事が笑顔を生むようなデザインが考えられています。
mottECOでは、店舗で食べ切れなかった料理を持ち帰りたいと希望するお客様に、注意喚起のためのチラシと専用容器を提供しています。これにより、お客様自身の責任で持ち帰り、食品ロスを減らす文化を創出しようとしています。これまでSRSグループが運営する「和食さと」では、30%以上の食品廃棄物削減を達成し、様々な施策を実施してきましたが、更なる削減を目指し、mottECOへの参加を継続しています。
SRSグループの取り組み
SRSホールディングスは、フードサービス業界の中で食品ロス削減に向けた具体的な施策を講じています。同社の運営する「和食さと」をはじめ、様々なブランドで「食べ切りキャンペーン」や少量メニューの開発を通じて、消費者との連携を進めています。これにより、ただ単に食品廃棄物を減らすだけでなく、持ち帰り文化の普及にも力を入れています。
さらに、SRSグループは国内外でのフードサービス事業を展開し、地元の地方性を活かしながら、持続可能な社会の実現を目指しています。その中で、参加者が豊かな食生活を享受できるよう、地域社会と密接に連携しているのです。
まとめ
mottECO FESTA 2025は、食品ロス削減のための新たな取り組みが生まれるきっかけを提供するイベントとなります。食品業界だけでなく、広く一般の人々が参加できる機会であり、食品ロスへの理解を深める重要な場です。参加無料で、誰でも気軽に足を運べるこのイベントで、新たな知見やつながりを得られることを期待しています。