全国アルバイト・パート平均時給、82026年8月度の動向
株式会社フロッグが発表した「2026年8月度 アルバイト・パート 平均時給・求人数レポート」によると、全国のアルバイト・パートの平均時給は1,270円となり、前月比で1.11%の増加を見せました。これは前年同月と比べると、68円の上昇に当たります。しかしながら、求人数は466,673件と前月よりも34,579件減少しており、雇用環境の厳しさがうかがえます。
時給と求人数の詳細
8月の平均時給が前月から14円の増加を記録した一方で、大きな雇用数の減少も見られました。前年同月比で見ても、時給は5.66%の上昇を示しているものの、求人数は6.48%減少しているで、この辺りに不安が残ります。
職種別の傾向
職種別に見ると、平均時給が最も伸びたのはクリエイティブ系(Web以外)で、前月比で148円の上昇を見せました。次いで映像やイベント、芸能関係が55円、製造業が49円と続きました。一方で下落が目立ったのは営業や事務系で、24円の減少という結果になりました。
求人数に関しても、ファッションやアパレル業界が新たに1,897件増加し、全体での19.33%の増加を記録しました。その一方で、農林水産業は50件の減少を見せ、減少率は61.73%に達しました。
都道府県別の動向
都道府県別に見ると、平均時給が最も伸びたのは岩手県と三重県で、それぞれ30円の増加を示しました。また、長野県は27円の上昇と続きました。最も低下したのは徳島県で、10円減少しました。
求人数については、富山県が209件の増加を見せ、最も成長した県とされています。逆に熊本県は923件と大きく減少し、20.07%の減少率を記録しました。
総論
全国のアルバイト・パートの求人状況は、時給が増加した一方で求人数が減っているという矛盾した状況にあることが明らかとなりました。これからの雇用市場の動きに注目です。今後の調査も期待される中、労働者と雇用者の双方のニーズがどのように変化していくのか、引き続き注視する必要があります。