好奇心を育む「いたずら万博2024」が成功裏に開催されました
この度、株式会社パステルコミュニケーションは発達障害やグレーゾーンとされる子どもたち、そしてその保護者を対象にしたイベント「いたずら万博2024」を開催しました。イベントは兵庫県川西市のモルックドームにて、2024年8月6日に実施され、全国から145組の親子が参加しました。
イベントの目的
「発達科学コミュニケーション」が掲げる目的は、親子間の関わり方を変えることで、子どもの脳の成長を促進することにあります。脳科学や心理学、教育学に基づいたコミュニケーションメソッドを用い、これまでに5000組以上の親子に伝えてきました。「いたずら万博」は、子どもたちの好奇心を引き出し、脳を刺激する体験を提供するために企画された教育型イベントです。
子どもたちの発達には自由な経験が必要ですが、現状では親や周囲の常識により、「やりたいこと」を実行できないことが多いです。イベントは、安心で楽しい体験を通じて、子どもたちが自らの好奇心を育み、成功体験を得る場を提供しました。
参加者の特性に配慮した安心の空間
発達凸凹キッズや繊細キッズにとって、新しい場での活動には不安が伴うことがあります。そこで、いたずら万博では、自分らしく過ごせるような安心空間が提供されました。子どもたちが自信を持って楽しめる環境づくりが心掛けられました。
子どもたちによる企画会議の実施
大人が口を出すのは簡単ですが、真に子どもたちの意見を反映させるために、ママたちはサポート役に徹しました。子どもたち自身が「何をやりたいか」「どう進めるか」を話し合い、企画を練っていく中で、子どもたちの積極性や自主性が育まれていきました。
会議の結果、ママに隠れていた子どもが顔を見せ、自ら発言する姿が見られるようになりました。子どもたちが集まり、実験を披露するなど、共同作業を通じてどんどん自信を持つようになっていきました。
当日のイベント活動
当日、子どもたちの考えたエンターテインメントが次々に実現しました。特に盛り上がったのが「WATER逃走中ゲーム」。子どもたちと大人のチームが真剣に対決し、楽しい時間を過ごしました。また、子どもたちが自らシナリオを作り上げた演劇「いたずら万博かき氷事件」や、家で実験を重ねたメントスコーラ発表会も大成功を収めました。
他にも、スイーツパビリオンでは本物のお菓子の家を作り、ゴーストファクトリーでのフェイスペイント活動も好評でした。これらの活動を通じて、子どもたち自身が「いたずら」を楽しむことの重要性を体感しました。
終わりに
イベントの最後には、「いたずらの続きをぜひお家でやってみてほしい」というメッセージが伝えられました。こどもたちの純粋な好奇心の成長を願い、大人たちにもその大切さを考えてもらう機会になればと願います。「いたずら万博」は、今後も教育型オープンコミュニティとして、より多くの親子に参加してもらえるように展開していきます。子どもたちの夢の種を一緒に育てる活動に、引き続き応援をお願いします。