比婆牛流通強化
2024-09-13 22:50:14

比婆牛の新たな魅力を発信!流通強化プロジェクトの発表

比婆牛の新たな魅力を発信!



広島県は、豊かな食文化を誇る地域ですが、その中でも特に注目に値するのが「比婆牛」です。この幻の和牛は、180年の歴史を持ち、サミットの首脳たちも感嘆した一品です。流通が限られた希少な肉として、特に赤身の旨さと脂のすっきりした味わいが特長です。しかし、現在のところ、その味わいを享受できるのはほぼ広島県内に限られています。

このような状況を打破するべく、広島県は「比婆牛流通強化プロジェクト」を立ち上げ、生産者や熟練料理人と共に、新たな取り組みを行うことにしました。このプロジェクトの目的は、比婆牛のブランド化を推進し、その流通コストを最適化することです。

流通強化プロジェクトの概要


プロジェクトには大きく分けて二つの柱があります。一つは「商品価値の向上」、もう一つは「流通コストの最適化」です。商品価値の向上では、腕利きの生産者が育てた比婆牛を利用し、その流通価格が上がるような取り組みを行います。また、流通コストの最適化に関しては、高級飲食店で人気のない部位の活用やメニュー開発にも力を入れていく方針です。

当日の発表会では、生産者と料理人が参加し、比婆牛の魅力についてプレゼンテーションを行いました。出席者たちは、比婆牛をふんだんに使用した料理を披露し、その美味しさを実際に味わうことができました。

究極の比婆牛プロジェクト


「究極の比婆牛プロジェクト」は、この取り組みの中でも特に注目されるプロジェクトです。これは庄原で丹精込めて育てられた比婆牛を使い、その魅力を最大限に引き出すためのものです。プロジェクトのメインメンバーは、ひば高原田中牧場の田中氏と、広島県の有名な料理人である勇崎元浩氏です。

田中氏は、40年以上にわたり比婆牛の育成に関わってきた方で、「美味しく食べていただくこと」を使命にされています。勇崎氏は、素材の魅力を最大限に引き出す料理を提供し、比婆牛のブランドを育てたいと熱弁されました。

このプロジェクトでは、比婆牛を使用した一流の料理を提供し、そのプレミアムな体験を通じて、ブランド価値をさらに高める狙いがあります。

流通課題部位の活用


流通課題部位の活用に関しても進展があります。脂身の多さから料理に使うのが難しい部位、例えば「バラ肉」を用いた料理の開発に注力しています。これまで活用されていなかった部位を使い、独創的なメニューを提供することで、新たな魅力を引き出すことができるでしょう。

発表会では、実際に流通課題部位を利用した一品もプレゼンテーションされ、多くの来場者の関心を集めました。

比婆牛共創プロジェクト


さらに、「比婆牛共創プロジェクト」も始動します。このプロジェクトでは、料理人からのアイデアを募り、比婆牛を使用した新しい加工品の開発を行います。高級部位を使った贈答品や、流通課題部位を使用したお土産品の募集が行われ、広く優れたアイデアを探し求めています。

秋の比婆牛堪能グルメフェア


最後に、2024年9月2日から10月31日まで、比婆牛を使用した様々な料理を楽しめる「比婆牛堪能グルメフェア」も開催予定です。参加店舗では、比婆牛をふんだんに使用した特別コースが用意され、お客様には抽選で素敵な賞品が当たります。

このプロジェクトを通じて、比婆牛のさらなる認知度向上を目指し、多くの人々にその美味しさを楽しんでもらえる機会が増えることでしょう。今後の展開に期待が高まるばかりです。


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会社情報

会社名
広島県
住所
広島県広島市中区基町
電話番号
082-228-2111

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