日本最大の金融ITフェア「FIT2024」でのTKCモニタリング情報サービスの紹介
令和6年10月17日、東京国際フォーラムにて開催される「FIT2024」では、TKCモニタリング情報サービスの活用事例が紹介される予定です。このセミナーでは、千葉銀行の法人営業部推進支援グループ副部長、篠原弘樹氏が講師を務め、金融機関向けの顧客管理や提案における実践的な手法が共有されます。
セミナーの概要
- - 日時:令和6年10月17日 13時10分~14時10分
- - 会場:東京国際フォーラム
- - テ ー マ:TKCモニタリング情報サービスを活用した顧客管理・提案
- - 講師:千葉銀行 法人営業部推進支援グループ 副部長 篠原弘樹氏
- - 対象:金融機関
TKCモニタリング情報サービスは、税理士や公認会計士が手がける無償のクラウドサービスで、定期的に巡回監査を行った結果を基にした財務情報が、関与する企業の経営者からのリクエストに応じて金融機関に開示されます。
サービスの目的と利点
TKCモニタリング情報サービスは、以下の2つの主要なサービスで構成されています:
1.
決算書等提供サービス:法人税の電子申告直後に、融資審査や格付けのために金融機関に提供される情報。
2.
月次試算表提供サービス:巡回監査後に、月次決算の結果を基に金融機関にデータを提供するサービス。この情報提供は月単位、四半期、半期で行われます。
このような仕組みにより、税務署に申告されたデータと同じ情報が金融機関に自動的に提供されるため、信頼性が高く評価されています。特に金融機関からは「信頼できる財務情報が得られる」との評価が寄せられています。
千葉銀行の取り組み
千葉銀行は、TKC地域会と連携し、モニタリング情報サービスの利用企業数である3,000社の目標を達成しました。今後も、さらなる連携強化と中小企業の経営支援へ向けた取り組みを進める意向を示しています。セミナーでは、実際の決算書データを営業店舗でどのように活用しているのかや、地域会との連携事例が紹介される予定です。また、昨年の「FIT2023」におけるブース出展の経験も踏まえ、活用事例の具体的な効果が語られることが期待されています。
TKC全国会の役割
TKC全国会は、日本国内で1万1,400名以上の税理士および公認会計士が所属する重要な会計人集団であり、企業の黒字決算や適正申告を支援するために多岐にわたる活動を展開しています。電子帳簿の普及や租税正義の推進を図る中、優良企業の育成を目的にした数々の取り組みを続けています。
まとめ
「FIT2024」でのセミナーは、中小企業の経営支援を目指す重要な機会となるでしょう。TKCモニタリング情報サービスの活用は、金融機関にとっての新たなビジョンを提供し、安心できる財務情報の取得を可能にします。詳細は「FIT2024」の公式サイトをご覧ください(
https://fit-tokyo.nikkin.co.jp/)。