新たなパブリックアート
2024-12-05 14:09:37

名古屋臨海高速鉄道あおなみ線に新たなパブリックアートが登場

名古屋臨海高速鉄道に新しいアートの風



名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の金城ふ頭駅に、新たなパブリックアートが設置されることが決定しました。これは公益財団法人日本交通文化協会と名古屋臨海高速鉄道株式会社が共同で進めるプロジェクトで、故・天津 恵氏の遺作をリクリエイトした陶板レリーフ作品が公開される予定です。アートの題名は「太陽と羽ばたく港まち」。この作品は、名古屋港の金城ふ頭を背景にした未来志向のビジュアルが特徴です。

アートの内容とその意義



「太陽と羽ばたく港まち」は、赤や黄色を基調にした大胆な配色で、太陽や街並みが描かれています。名古屋港から広がる外海を泳ぐ魚や渡り鳥の経由地を象徴する干潟の鳥などが組み合わさり、金城ふ頭の明るい未来を表現しています。この作品は、地域の魅力を引き立てるだけでなく、訪れる人々に元気を与えることを目的としています。

金城ふ頭の訪問者を魅了するスポット



金城ふ頭駅周辺には、展示会やライブが行えるポートメッセなごやや、レゴブロックの世界観を満喫できるレゴランド(R)・ジャパン・リゾート、さらには鉄道の歴史を学べるリニア・鉄道館など、多くの観光施設が集まっています。これらの施設は、名古屋市民や観光客を惹きつけ、賑わいを帯びています。この新しいパブリックアートが加わることで、訪れる人々の心が躍り、周辺地域の魅力が一層高まることが期待されています。

設置計画と時期



このパブリックアートの設置は、日本交通文化協会による561作品目として企画されています。制作には、クレアーレ熱海ゆがわら工房の職人たちが関わっており、2025年3月の公開予定です。至る所でアートが日常に溶け込むことを目指して進められています。

天津 恵氏とその業績



故・天津 恵氏は、1945年生まれで愛知県名古屋市が出身です。彼は、自然や環境、宇宙をテーマにした多くの公共芸術を手がけてきました。その表現力から「色の魔術師」と称され、国際的にも活躍。アメリカ企業とのライセンス契約を結び、作品の商業化も果たし、またパリ国立グランパレ美術館にいつも絵画が収蔵されています。彼の作品は、観る人々にインスピレーションを与える力を持っており、新たなパブリックアートも同様の影響を与えることが期待されています。

地域貢献とアートの未来



このプロジェクトは、一般財団法人日本宝くじ協会の「社会貢献広報事業」の助成を受けており、地域の活性化と観光資源の発展に貢献すると同時に、人々が気軽にアートに触れて、心を和ませる空間を創出することを目的としています。金城ふ頭駅に設置される新たなアートによって、訪れる人々が感動や喜びを感じられる空間が生まれることを願っています。これからも地域に根ざしたアートが育まれることを期待しつつ、完成を心待ちにしたいと思います。


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会社情報

会社名
公益財団法人日本交通文化協会、名古屋臨海高速鉄道株式会社
住所
電話番号

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