動物園での新しい発見をサポートする「LINNÉ LENS」
現在、多くの動物園が楽しさと学びの場として人気を集めています。その中でも特に注目を集めているのが、かざすだけで生き物を瞬時に識別できるAI図鑑アプリ「LINNÉ LENS」です。これにより、訪れる動物たちの名前、基本情報、さらには体長や体重、生息地、絶滅危険度まで詳しく知ることができるようになっています。
スマートフォンでの簡単識別
「LINNÉ LENS」を使用するための準備は非常に簡単です。スマートフォンを動物にかざすだけで、瞬時にその動物の情報が表示されます。認識できる生き物のカバレッジは、日本の動物園に飼育されている動物の9割以上に達しています。このアプリを活用すれば、動物園での見学がさらに充実したものとなるでしょう。
自動で図鑑作成
アプリの嬉しい機能の一つは、自動的に認識した動物の写真を記録できることです。これにより、ユーザーは自分だけのオリジナルの図鑑を構築することができます。秋の行楽シーズンに、最寄りの動物園に足を運びながら、自分だけの図鑑作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
高い識別精度の秘密
「LINNÉ LENS」の最大の強みは、独自に開発された機械学習の推論アルゴリズムです。この技術により、リアルタイムで複数の動物を同時に識別することが可能です。また、通信の必要がないので、電波の届きにくい場所でもストレスフリーに利用できます。さらに、動物園の檻越しでも正確に識別できるよう、特定の動物を学習データとして取り入れ、認識エンジンが高度化されています。
対応機種と利用料金
「LINNÉ LENS」は、iOS11.2以降のiPhoneで利用可能で、iPhone 6s以上の端末が推奨されています。アプリのダウンロードは無料で、まずは10種類までの生き物を試すことができます。詳細な情報を得たい方には、LINNÉ LENS PROプランが用意されており、月額360円で更なる機能を利用できるようになります。
今後の展開と期待
「LINNÉ LENS」は、2018年に第一弾の水族館機能をリリースした以来、対応する生き物を増やし続けています。今後もその精度を向上させ、認識対象を広げていく予定です。Android版のリリースも進行中ですので、より多くのユーザーに利用される日も近いでしょう。
まとめ
「LINNÉ LENS」は、動物園での新しい楽しみ方を提供するアプリです。生き物たちをより身近に感じることができ、自分だけの情報を集めながら学べるツールとして、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
詳細については公式ウェブサイトをチェックしてください。
LINNÉ LENS公式サイト
動画紹介