秋の地酒、加賀鳶
2024-09-05 09:23:54

秋の訪れを告げる「加賀鳶」地酒、冷やおろしがリニューアルして登場

秋の風物詩「加賀鳶 純米吟醸 冷やおろし」の新しい魅力



石川県金沢市に本社を持つ株式会社福光屋が展開する代表銘柄「加賀鳶」。その純米吟醸シリーズに、毎年の秋の風物詩である「冷やおろし」が新たにリニューアルされ、2024年8月23日から数量限定で発売となります。この季節酒は、夏の温度変化を経て、まろやかさが加わった特別な味わいです。

「冷やおろし」とは、冬に仕込まれたお酒を一度低温殺菌し、約半年間熟成させた後、秋口に二度目の加熱処理をせずに瓶詰めしたものです。こうして作られた「冷やおろし」は、搾りたての新酒の荒々しさがひと夏の間に調和し、落ち着いた香味を持つようになります。

今年の「加賀鳶 純米吟醸 冷やおろし」には、720mlと1800mlの全国展開仕様、そして「石川ひやおろしキャンペーン」のための720mlが用意されています。このリニューアルは、秋の食材との相性を考慮し、食中酒としての特性を高めた新しい魅力を生み出しています。

特徴と製法



「冷やおろし」は、霊峰白山の麓に位置する酒蔵で、地下150メートルから汲み上げられる天然水「百年水」と、高品質な契約栽培の酒米を使用して醸造されます。具体的な米の使用割合は、金紋錦80%と山田錦20%とされており、この独自の配合が華やかな吟醸香を生み出す要因となっています。

また、リニューアルされたデザインには、伝統的な「雲に雷」の図案が使われています。これは加賀藩における大名火消し「加賀鳶」が着用していたマントの模様で、1992年のブランド誕生以来の象徴的デザインです。

対象市場と飲み方



本商品は日本酒愛好家をはじめ、業務用市場や海外市場も視野に入れて展開されています。飲み方はロックや冷やして楽しむスタイルが推奨されています。その際、特に焼きなすやウニ、からすみ、また鰹のタタキなどといった料理との相性がよく、食事を一層引き立ててくれます。

発売情報



「加賀鳶 純米吟醸 冷やおろし」は、2024年8月23日から北陸3県を除く酒類販売店や飲食店で順次発売され、9月6日からは北陸3県内でも購入可能になります。価格は720mlが1,650円、1800mlが3,080円(税込)。数量限定のため、早めの購入をおすすめします。

文化的背景



「加賀鳶」という名称は、加賀藩江戸屋敷において実際の火消し集団を指し、彼らの勇壮な姿や技が日本の伝統文化の一部となっています。歌舞伎作品「盲長屋梅加賀鳶」に描かれたこの集団の意気の良さが、新たなブランドコンセプトを作り上げてきました。「加賀鳶」のラベルデザインは、演劇学者・故・河竹登志夫氏によるものです。

日本酒の新しい魅力が詰まった「冷やおろし」、ぜひこの秋に味わってみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社福光屋
住所
石川県金沢市石引2-8-3
電話番号
076-223-1161

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