サブウェイがこども食堂支援に挑む新たな取り組み
日本サブウェイ合同会社が、認定NPO法人の全国こども食堂支援センター・むすびえと手を組み、「YELL for KIDS」というキャンペーンを展開し、子どもたちの居場所づくりを応援しています。この取り組みは、ただの寄付にとどまらず、具体的にどのように子どもたちに寄与しているのでしょうか。
「YELL for KIDS」とは?
今回の活動の一環として、2024年7月22日から8月4日までの期間中に、全国のサブウェイでポテトドリンクセットを購入するごとに10円が寄付されるキャンペーンが行われました。この取り組みで集まった寄付金は、合計で1,892,900円となり、10月15日にむすびえに寄付されました。この寄付金は、こども食堂の運営支援に活用される予定です。
サンドイッチ教室での体験
また、同キャンペーンの第2弾として、2024年7月21日より首都圏のこども食堂で「サンドイッチ教室」が開催され、子どもたちは自分自身でサンドイッチを作る楽しさを学ぶことができました。サンドイッチ教室では、参加者はサブウェイオリジナルのエプロンとバンダナを身につけ、トマトやレタス、玉ねぎなどの野菜を使った自分だけのサンドイッチを作ります。
最初はサブウェイの歴史や、サンドイッチの具材にまつわるクイズで盛り上がりました。子どもたちは「サブウェイはアメリカのどこにあるの?」や「トマトは何ヶ月で育つの?」といった質問に元気よく答え、サンドイッチ作りへの興味を深めました。
自分だけのサンドイッチ
クイズを楽しんだ後は、いよいよサンドイッチづくりがスタート。参加した子どもたちは、大きなパンを前にしながら、どの具材を使おうかとワクワクしながら選びます。「サラミ少し、トマト多めがいいな」といった個性溢れるオーダーが飛び交い、それぞれが自分だけのサンドイッチを完成させました。スモークベーコンやたっぷりの野菜、色とりどりのトッピングが施されたサンドイッチは、見るからに美味しそうです。
完成したサンドイッチは、子どもたちにとって自分で作った喜びの一品。驚くほど大きなサイズのサンドイッチでも、子どもたちはほとんどが完食し、「野菜もおいしかった!また作りたい」と笑顔を見せていました。
将来の夢を描く子どもたち
イベントを通して、子どもたちの中には「大きくなったらサブウェイで働く!」といった将来の夢を描く声も聞かれ、親御さんたちも成長を感じる瞬間となったようです。活動を見守った親たちにとっても、子どもたちが真剣にサンドイッチ作りに取り組む姿はとても感慨深いものだったでしょう。
今後の展望
このように、サブウェイはただ食事を提供するだけでなく、地域社会への貢献を重視しています。認定NPO法人むすびえとしても、今後も子ども食堂を支える活動を継続し、地域のつながりを促進していく意向を示しています。サブウェイとしての寄付活動、さらにはサンドイッチ教室などを今後も全国で展開予定とのことで、引き続き注目が集まります。
まとめ
サブウェイの「YELL for KIDS」キャンペーンは、単なる寄付にとどまらず、子どもたちに食育の機会を提供し、楽しく学びながら自分の好みを表現する場も設けています。今後もこの取り組みが広がり、ますます多くの子どもたちの笑顔を引き出すことを期待したいですね。