新たな風を吹き込む「北海道大雪サーモン」
北海道の自然と水の恵みを生かした「北海道大雪サーモン」が、2024年10月に販売を開始します。このサーモンは、1967年に創業した王子サーモン株式会社が新たに設立した王子サーモンロード株式会社が手がけています。養殖場は北海道の上川町に位置し、日本最大の国立公園である大雪山系の清水を使用しています。
持続可能な養殖の取り組み
この養殖事業の特徴は、抗生物質やワクチンを一切使用せず、持続可能な方法でサーモンを育てていることです。大自然の中で育てられるこのサーモンは、安心・安全と美味しさを両立しています。北海道大雪サーモンの成功により、今後も安定的なサーモン供給が期待されています。現時点では、年間70〜100トンの水揚げを見込んでおり、将来的にはその倍の1,000トンを目指して事業を拡大していく計画です。
味のこだわりと評価
「北海道大雪サーモン」は、様々な卵と餌の組み合わせを試した結果、最も美味しい組み合わせにたどり着きました。清らかな雪解け水で育ったサーモンは、雑味がなく、脂の乗ったバランスの取れた味わいが特徴です。また、捕獲後は冷凍せずに新鮮なまま提供できるため、飲食店や宿泊施設からの需要が急増。年内の出荷分はすでに完売が見込まれています。
環境への配慮
王子サーモンは、養殖に使用する電力の一部を太陽光エネルギーで賄い、持続可能な養殖を目指しています。これにより、今後は「北海道大雪サーモン」を国内外に広め、HOKKAIDOブランドの強みを生かして名声を確立する意向です。
代表者の想い
王子サーモンの代表、今井尚隆氏は、北海道大学水産学部卒業後、鮭の研究を続けた後に大手水産商社へ。環境コンサルタントを経て、鮭への情熱から王子サーモンに加わり、現在は執行役員を務めています。家族と共に北海道に移住し、厳しい環境の中で最高のサーモンを育てるために努力を重ねています。冬は-25度の厳しい環境でも、今井氏は自ら生け簀に入ってサーモンの成長をサポートしています。
お問い合わせ
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