国際戦略研究所に新たなインドユニット設置
株式会社日本総合研究所は、2026年4月1日付で国際戦略研究所内に新たに「インドユニット」を設置することを発表しました。このユニット設立は、インド経済の急成長とそれに伴う日本企業の関心の高まりを背景にしています。近年、インドは急激に経済発展を遂げ、世界の舞台での存在感を増しています。そのため、日本政府はインドとの『特別戦略的グローバル・パートナーシップ』を強化し、民間企業もインド市場でのビジネス展開を積極的に進めてきました。
設置の背景と目的
国際戦略研究所は、2023年に「日印経済安全保障研究会」を設立し、インドとの関係深化に向けた提言やセミナーを行ってきました。また、2025年には「インドスタディグループ」を立ち上げ、多様な視点からインドに関する議論を進めてきました。この度のインドユニット設置は、これらの活動をより加速させ、日本企業がインドでのビジネス展開を実現するための高度な知見を提供することを目的としています。
活動内容
インドユニットは、インドの政治や経済、ビジネスに関する各分野の専門家で構成されています。ユニットでは、インドスタディグループでの議論を基に、素早く変化するインドの動向を深く分析し情報発信を行います。主な活動内容には以下の内容が含まれます。
1.
インドの政治、経済、ビジネスに関する調査・研究
インドユニットは、各専門家の知見を活かしてインドの政治・経済状況を詳細に調査し、分析します。これは、直近の動向を把握するため非常に重要です。
2.
調査・研究成果に基づく情報発信
調査で得た情報は、関連する日本企業や関連団体に対して有益な形で発信されます。これにより企業はインド市場への理解を深め、適切な戦略を立てることが可能になります。
3.
日本企業のインド進出を支えるアドバイス提供
インドユニットは、日本企業のインド市場への進出を支援し、具体的なビジネス創出に役立つアドバイスを提供します。これにより企業はリスクを軽減し、成功の確率を高めることができます。
組織構成
インドユニットのリーダーには、元駐インド特命全権大使である平松賢司氏が就任します。さらに、インド経済や政治を専門とする研究員が集結し、外部からも専門家を招くことで多角的な調査分析が行える体制を整えています。
主要メンバー
- - ユニット長: 平松 賢司 (日本総研 国際戦略研究所理事長)
- - 客員研究員: 溜 和敏 (中京大学教授)、池田 恵理 (インド工科大学デリー校助教)
- - 主任研究員: 熊谷 章太郎 (日本総研 調査部主任研究員)
- - 研究員: 後藤 広平 (インド社会全般を専門とする研究員)
国際戦略研究所について
国際戦略研究所は、2010年10月に設立され、国際関係や安全保障、外交に関する情報収集と発信能力の向上を目指しています。グローバル化が進展する中で、日本が新しい国際関係の基調をいかに捉え、どのように対処すべきかを探求しているシンクタンクです。
日本総研の新しく設置されたインドユニットが、日本企業にとって重要な意思決定の場となることが期待されます。これにより、ますます深まる日印関係において、ビジネスチャンスが広がることでしょう。