松江市で新たな働き方を考えるオンラインイベント
2020年9月3日、島根県松江市では「松江市のアナザーワーケーション」というオンラインイベントが開催されました。このイベントでは、アフターコロナに向けて地方と企業の新しい価値創造の可能性について議論されました。特に、都市部から地方へのワーケーションの体験を通じて得られるメリットにスポットを当てました。
イベントの概要
イベントは午後4時から5時までの1時間、Zoomを使って行われました。参加登録をした人々は、講師やコミュニティメンバーと直接交流できる貴重な機会を提供されました。参加費は無料で、さまざまな情報や知識を受け取れる内容でした。
松江式の地方滞在
松江のアナザーワーケーションでは、地域との深いつながりが強調されました。具体的には、地域課題や新規ビジネスの可能性についての討論が行われ、SDGsに貢献する活動も推進されています。また、地域滞在ではストレスの見える化を通じて、心身の健康改善に寄与することが期待されています。
さらに、テレワークにおける先進的な事例を紹介しつつ、安心してリモートワークができる環境整備が進められています。
パネリストとモデレーター
また、このイベントでは、日本マイクロソフトのデミーザ美香氏やZVC JAPANの溝口康之氏が登壇しました。彼らは昨年、松江市で滞在パッケージサービスを利用して実際の体験を語り、その後のビジネスや業務改善にどのように役立ったのかを発表しました。モデレーターは、ワークアット株式会社の林郁枝氏で、都市部からUターンした経験を持ち、松江での新しい働き方を提案しています。
ワーキングヘルスケアプログラムMATSUEコンソーシアム
このイベントは「ワーキング ヘルスケア プログラムMATSUEコンソーシアム」が主催しました。この組織は、松江市が主体となり、地域内外の企業や大学と連携し、松江でのテレワークを進める活動を展開しています。昨年度には、コンソーシアムの前身が健康改善プログラムを開発した実績があり、都市部での業務と松江でのテレワークにおける健康データの違いが科学的に検証されています。
イベントの報告内容
イベントでは、松江市の取り組み、主にコンソーシアム設立までの経緯が紹介され、トークセッションや松江滞在パッケージサービスについても情報が提供されました。特に、リモートワークを通じて新たな人の流れを生む必要性が強調され、地方の魅力に改めて目を向ける機会となりました。
まとめ
このオンラインイベントは、松江市が地方の価値向上に取り組む一環として、参加者同士の交流や新しいビジネスのアイデアを提供する場を創出しました。今後、松江市がどのように地方滞在型の仕事文化を活性化させていくのか、引き続き注目が集まります。
詳細は
ワーキング ヘルスケア プログラムMATSUEの公式サイトで確認できます。