株式会社SPLYZAがJAPAN DX Player AWARD2024で優勝
静岡県浜松市に本社を置く株式会社SPLYZAが、2024年のJAPAN DX Player AWARDのスポーツ部門で栄冠を手にしました。このアワードは、地域デジタル変革を推進する取り組みを表彰するもので、SPLYZAの革新的なアプローチが高く評価された結果です。
SPLYZAの取り組み
SPLYZAは「スポーツ×教育×ヘルスケア」をテーマにしたアプリケーション開発を行っており、この中で「スポーツ×探究」というコンセプトが掲げられています。具体的には、映像振り返りツールとAIによるマーカーレス動作分析アプリの2つのプロダクトがキーとなっています。そのサービスは、スポーツチームや教育機関において、課題の発見から解決までを支援するものです。
映像振り返りツール
2017年に開始されたSPLYZA Teamsは、スポーツのパフォーマンスを改善するためのツールです。このツールでは、ユーザーが個々のプレーを振り返り、自分の課題を明確に認識することが可能です。現在、30種以上のスポーツで約900チームが導入しており、主に小中学校や高校の体育・探究授業での活用が進んでいます。
AIによる動作分析アプリ
2022年から始まったSPLYZA Motionは、スマートフォンを使って手軽に動作分析ができる革命的なアプリです。このアプリは、身体の各部位の角度や速度、特定の位置からの距離を計測でき、現在では約100の施設で活用されています。教育機関や医療現場での使用例も多く、探究学習やスポーツ研究にも役立っています。
今後の目標
SPLYZAは「スポーツは考える力を育む」という信念のもと、今後も教育現場での課題解決に注力し、社会に必要な考える力を次世代に育成していくことを目指しています。さらに、ヘルスケア分野への進出を進め、AIやデジタル技術を駆使した新たな製品やサービスの開発にも取り組んでいく予定です。
このような積極的な姿勢は、定期的に行われるアワードによる評価を一層高め、スポーツ・教育・ヘルスケアの各分野において新たな価値を提供することが期待されています。
まとめ
株式会社SPLYZAの優勝は、地域に根ざしたデジタル変革の一環として、その独自のアプローチが多くの支持を集めるきっかけとなるでしょう。今後のSPLYZAの活動には、多くの期待が寄せられています。さらなる発展を期待しましょう。