特別展「追悼 絹谷幸二」
2025-12-10 17:35:27

絹谷幸二の半世紀を辿る特別展「追悼 絹谷幸二」が開催!

絹谷幸二の記憶をたどる特別展



積水ハウス株式会社が運営する「絹谷幸二 天空美術館」では、2025年12月12日から2026年6月29日まで、特別展「追悼 絹谷幸二」が開催されます。この展覧会は、2025年に逝去した著名な画家、絹谷幸二の長い画業を振り返る追悼展であり、彼の創造した美しい作品たちを通して、彼の芸術の軌跡を知る貴重な機会です。

絹谷幸二の画業とは


絹谷幸二は、アフレスコという古典的な壁画技法や多様なメディアを駆使し、鮮やかな色彩と生命力あふれる表現で多くの人々の心を捉えてきました。彼の作品は、日本の仏像や古代神話をユーモラスに描いたものから、壮大な富士山の風景や美しいヴェネツィアをテーマにしたものなど、多岐にわたります。彼は、夢や希望を与えつつ、時には戦争や環境問題に対する警鐘も鳴らす強いメッセージを込めた作品を創作してきました。

展覧会の内容


本展では、1960年代から2020年代までの作品がが展示される予定です。特に、東京藝術大学時代の初期作品や、ヴェネツィアでの留学時に創作したアフレスコ、さらには長野冬季オリンピックの公式ポスター原画「銀嶺の女神」や、最晩年の作品「彩雲渡る宝船」に至るまで、絹谷の多様なスタイルを一堂に見ることができます。

- 1960年代: 絹谷は《蒼の間隙(1966年)》で無常観を表現し、具象と抽象の間で模索を続けました。
- 1970年代: ヴェネツィア留学を経て、アフレスコ技法を取り入れて独自の画風を確立します。
- 1980年代: «NELLA SABBIA(砂の中)»では宇宙的な生命感を描き、環境問題への反響も取り入れています。
- 1990年代: 公共施設向けの壁画作品も手がけ、教育者としても活動します。
- 2000年代: 宇宙や銀河をテーマにした作品群を発表し、新たな表現に挑戦しました。
- 2010年代: 天空美術館を開館し、エネルギーの循環が感じられる体験型展示を実現しました。
- 2020年代: 生命の尊さや人と自然の共生をテーマにした作品を生み出しています。

絹谷幸二 天空美術館の魅力


「絹谷幸二 天空美術館」は、梅田スカイビルの27階に位置し、絹谷の作品を通じてアートの楽しさを伝える体験型の美術館です。 フレスコ画などの豊かな色彩の作品が展示されており、3D映像やVR体験も楽しめる施設で、カフェや快適なスペースも完備しています。

さらに詳しい情報


特別展についての詳細は公式サイト(公式サイトリンク)をご覧ください。

この特別展は、絹谷幸二の偉大な業績を称えると同時に、彼の芸術が持つメッセージを思い起こさせる貴重な機会です。多くの人々が彼の作品に触れ、彼の独創的な視点を感じることができることでしょう。


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