食の街・魚津
2017-11-22 12:41:26

魚津市が目指す「食の街」ブランド化の取り組みとは

魚津市が目指す「食の街」ブランド化の取り組みとは



富山県の東部に位置する魚津市は、人口約4万人の小さな港町です。しかし、居住者の中で飲食店の比率が高く、食の魅力が詰まった地域として注目を浴びています。このたび、(公社)とやま観光推進機構と魚津市が連携し、「食の街・魚津」のブランド化を推進するプロジェクトが始まりました。この取り組みは「魚津の食」磨き上げ支援プロジェクトを通じて行われ、地域の特産品や魅力的な料理が光を浴びることを目指しています。

魚津市は、特に飲食業界での評価が高く、2016年にはミシュランガイドに10軒の飲食店が掲載される快挙を達成しました。また、「RED U35」という全国的な若手料理人のコンテストでも入賞者が続出し、魚津市の料理文化の豊かさが証明されています。

今年の4月には、市内の若手料理人たちが「新川食文化研鑽会」を結成。これは魚津市を含む新川地域の食文化を受け継ぎ、発信するための団体です。彼らは、勉強会を開催したり、県内外の食団体と交流を持つなど、積極的な活動を展開しています。これに対して、(公社)とやま観光推進機構と魚津市はマーケティングやブランディングの面で支援を行い、法政大学の教授やゼミ生とも協力して、地域の魅力を最大限引き出す取り組みとして進めています。

特に注目されるのは、2017年11月に行われた試食会です。このイベントには、若手料理人たちが地元の食材を使ったコース料理を披露しました。参加者の中には東京在住の一般客や中板橋商店街の関係者が集まり、彼らは料理人から新川地域の食材の魅力や調理法について詳しく聞くことができました。

試食メニューには、イノシシと源助大根の酒粕煮、宝楽焼き入善ネギみそディップ、ばい飯など、地域の特産品を活かした料理が並びました。参加者たちは、これまでの富山の食材のイメージを覆す新しい発見が多くあったと口を揃えます。特に「幻魚」のとろける食感が印象的だったとの声もあり、参加者たちの間に新たな食品基地への期待が溢れました。

また、料理人たちは試食の度に素材へのこだわりや調理法の説明を行い、参加者との対話が生まれることでより一層の興味を掻き立てられました。男も女も共に、新しい料理体験が多くの笑顔を生み出しており、魚津市の「食の街」としての地位が益々高まっていることを実感します。

会社情報

会社名
公益社団法人 とやま観光推進機構
住所
富山市新総曲輪1-7県庁南別館3F
電話番号
076-441-7722

関連リンク

サードペディア百科事典: 富山県 魚津市 食の街

Wiki3: 富山県 魚津市 食の街

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。