新たな歯科心理カウンセラーの誕生
11月24日(日)、神奈川県座間市で行われた第2期歯科心理カウンセラー資格取得養成セミナーにおいて、全国から集まった13名の歯科医療従事者が新たに資格を取得しました。このセミナーは日本歯科心理カウンセラー協会が主催し、歯科における心理カウンセリングの重要性や実践方法を学ぶ貴重な機会となりました。
セミナー概要
セミナーは2日間にわたり、様々なテーマで構成されていました。初日のプログラムでは、歯科恐怖症やデンタルHSPに関する知識を深め、実際のカウンセリング技術について実習を通じて学びました。参加者からは、患者の涙や笑顔といった感情に触れることで、実践の効果を実感できたという声が多く寄せられました。
1日目の内容
- - 歯科恐怖症の実態
- - 歯科心理の基本
- - デンタルHSPについて
- - カウンセリング技術の習得
- - 恐怖症克服のためのアプローチ
2日目の内容
- - クリニックでのカウンセラーの役割
- - 不安と恐怖について
- - 「歯に触れずに心に触れる」心のケア
- - 心理学的アプローチとそのポイント
- - 資格試験及び認定証の授与
参加者の感想
参加者たちからは、得られた学びの有益さや今後の未来への期待が寄せられました。ある歯科医師は、「この知識を活かして、多くの歯科恐怖症患者の手助けをしたい」と力強く述べる一方で、歯科衛生士からは「自らの恐怖心に共感できる内容だった」との感想もあり、各々が学びを今後に結び付ける意欲を示しました。
全13名の参加者は、次回のセミナーへの参加意向を表明し、「次回開催の際には紹介したい」と全員が回答しました。これにより、このセミナーが医療従事者間での重要な情報源となっていることがわかります。
次回の開催予定
次回のセミナーは2025年4月27日(日)と6月22日(日)に、日本歯科新聞社(東京)で開催されます。参加希望者は、協会の公式サイトをチェックし、ぜひご参加いただきたいと思います。詳細は
こちらからご覧いただけます。
日本歯科心理カウンセラー協会について
この協会は、歯科心理の重要性を広め、医療現場での患者ケアの質を向上させることを目的としています。代表の聡美おぎはら氏は、心理的なサポートを通じて患者の不安を解消する取り組みを続けています。協会の詳細については、公式サイトやメール(
[email protected])でのお問い合わせが可能です。
歯科心理カウンセリングが今後も多くの患者の療養に寄与することを期待しています。