ERPCが無制限エンドポイントを拡充
オランダ・アムステルダムに本社を置くELSOUL LABO B.V.が運営するERPCは、開発者向けに、無制限エンドポイントの対応チェーンとしてEthereumとAvalanche C-Chainを新たに追加しました。これにより、Solanaだけでなく、複数のブロックチェーンを一つの契約で利用できるようになり、特に高頻度取引(HFT)やリアルタイム監視を行う開発者にとって、非常に魅力的な選択肢となっています。
無制限エンドポイントとは?
無制限エンドポイントは、リージョンを選択できる専用のHTTPエンドポイントを使って、高速通信を行える機能です。このサービスはSolanaのユーザーに特に支持されており、ERPCトークンを消費せずにRPC呼び出しを行える点が大きな魅力です。このため、複数のチェーンの開発や運用を容易にし、時間課金を利用して必要に応じた利用を検討できるのも特徴です。
開発者向けの利点
高頻度取引やリアルタイム監視を行うシステムでは、頻繁にRPCアクセスを行う必要がありますが、無制限エンドポイントを利用することで、急速なアクセスが求められる場面でも柔軟に対応できます。例えば、Solana上での最新のブロックハッシュの取得、残高・アカウント情報の確認、トランザクションの送信まで一連の作業を円滑に行うことが可能です。また、監視アプリケーションにおいても、複数アカウントの状態を把握することや、実行中のトランザクションの状況確認がつながります。
この無制限エンドポイントは、呼び出し単位のレート制限や月間クレジット枠がないため、開発者はトークン消費を気にすることなくアプリケーションの設計や開発を行えます。
3つのチェーンを一つの契約で
ERPCでは、Solana、Ethereum、Avalanche C-Chainの3つのチェーンを一つの無制限契約の料金で利用できるため、これまで個別に契約を結ぶ必要がありましたが、その手間が省かれます。開発者は、Solanaの取引アプリケーションにEthereumやAvalanche C-Chainの情報を統合することも容易になり、バックエンドの開発に集中できます。
接続先のチェーンは、提供される専用エンドポイントのURLパスで指定し、エンドポイントのアクセスに必要な情報はダッシュボードで確認可能です。また、WebSocket接続もサポートしており、様々な通信方法から選ぶことができます。
最適な接続環境を実現
さらに、エンドポイントを利用するリージョンを選べるため、サーバーやバックエンドが動作する地点に最適な接続を選ぶことができます。取引システムの稼働場所に近いエンドポイントを選択することで、低遅延の接続を実現し。最適な通信環境を確保することが可能です。また、HTTP接続はTLSが伴わず、接続確立時のTLSハンドシェイクが省略されるため、よりスムーズな通信環境が整えられています。
料金プランの選択
2023年11月5日時点の料金は、Unlimited(Standard)プランが月額€298、時間課金は€0.52/時、Unlimited Proプランが月額€498、時間課金は€0.86/時となっています。開発者はまずはStandardプランで試し、スケーリングを考える段階でProへのアップグレードを検討できます。
時間課金は1時間単位で、それぞれのインスタンスが動き始めると課金が開始されるため、利用状況に応じて最適なプランを選択しましょう。これにより、無駄のない利用が促進され、安定した開発環境を提供します。
未来へ向けた展望
ERPCは、今回の対応拡大にとどまらず、さらに多くのブロックチェーンで高頻度のRPCアクセスを可能にするため、サービスの充実を図っていく方針です。開発者が多様なニーズに応じたインフラを整えられるよう、引き続き進化を続けてまいります。 そのためには、ぜひダッシュボードから新しいエンドポイントを試すことをおすすめします。
ERPC公式サイト