Airwallex、シリーズH資金調達でさらなる成長へ
現代のビジネス向けにグローバルな金融プラットフォームを提供するAirwallexは、最近発表したシリーズH資金調達において、驚くことに3億2,000万ドルを調達しました。この結果、企業評価額は2025年12月時点の80億ドルから110億ドルにまで膨らみました。
資金調達の背景と主要投資家
この資金調達ラウンドは、既存の投資家であるAdditionが主導し、Baillie Gifford、Hummingbird、QED Investors、T. Rowe Price、Hedosophia、Haun Ventures、Washington University in St.Louis、さらにAmex Venturesといった名立たる企業や団体が参加しました。これらの投資家からの信頼が、Airwallexのビジョンと製品の未来を信じる証と言えるでしょう。
今回の資金がもたらすもの
調達した資金は、主に「自律型ファイナンス」と「エージェント型コマース」の領域での製品開発を加速させるために活用される予定です。また、新しい市場への参入に必要なインフラの整備や規制への対応、次世代AIネイティブ金融ソフトウェア開発チームの強化も行います。共同創業者でありCEOのジャック・チャン(Jack Zhang)は、「今がグローバル金融の歴史において重要な転換点だ」と語っており、何十年にもわたって積み上げてきた基盤が、ようやく実を結ぼうとしているのです。
新しい取り組み
Airwallexは、次世代のプラットフォームにT:0とAiriという新しいサービスを投入しています。T:0は自律型ファイナンスプラットフォームで、企業の財務部門としての機能を創業初日から提供することを目指しています。一方、Airiはエージェント型コマース向けのウォレットインフラです。これにより、企業は煩雑な財務業務を効率化し、よりスムーズな決済体験を提供できるようになります。
力強い成長データ
2026年3月時点の年換算売上高は13億ドルに達し、前年比74%の増加を記録。取引高も2870億ドルに達しており、前年比220%の成長を示しています。Airwallexの売上高の90%以上が複数製品を利用する顧客からのもので、プラットフォーム全体での活用が進んでいることが伺えます。
企業背景
Airwallexは2015年にオーストラリアのメルボルンで設立され、世界67万6,000以上のビジネスを支えてきました。今後もボーダーレスでリアルタイム、さらにインテリジェントに動く経済を支える金融インフラの構築を目指し、成長を続けていく見込みです。
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