Awichがプロデュースする新しいハブ酒「HABUSH」
沖縄県那覇市に本社を置くand okinawa株式会社は、2022年12月に発売された「HABUSH」の増産を決定した。このハブ酒は発売以来、なんと6ヶ月連続で完売を記録し、全国のミュージックバーやクラブでの流通も拡大している。すでに累計15,000本以上の販売を誇る本製品は、沖縄出身の実力派ラッパーAwichがブランドのディレクターを務めている。
そしてHABUSHは単なるお酒ではなく、沖縄の伝統的な薬膳酒「ハブ酒」を基にした新しい飲み物だ。このお酒は13種類の厳選されたハーブを使い、滋養強壮の効果を持ちながらも飲みやすい味わいが特徴となっている。ウコンドリンクとして知られるこのお酒は、ハブエキスとともに沖縄の自然が育んだ素材を生かした製品だ。
ヌチグスイとHABUSHの関係
沖縄では「ヌチグスイ」と呼ばれる、健康を促進する食べ物や飲み物が特に重視されている。HABUSHにはウコン、茴香、クミスクチン、竜眼、枸杞子など、東洋医学でよく使われる13種類のハーブが含まれている。これにより、本来ハブ酒が持つ滋養強壮パワーを現代のライフスタイルに合わせて飲みやすくアレンジされている。
この「HABUSH」は、ナイトライフやパーティシーンにぴったりのショット文化を創造することを目指している。Awichは、クラブやパーティで楽しむためのドリンクとしてHABUSHをプロデュースし、沖縄の宝を全国に発信している。
増産の背景と今後の展望
増産を決定した背景には、やはり6ヶ月にわたる完売の人気が影響している。製品の安定供給を実現し、風味の一定化を図ることで、さらなる顧客の満足を追求している。そして、この動きが日本全国の新しいショット文化の創出につながることを期待している。
今後もHABUSHは沖縄の地から生まれたハブ酒として、全国の飲食店やミュージックバーを中心に広まっていくことだろう。沖縄の豊かな文化と自然を背景にしたこのお酒は、単なるリキュールを超えて、日本の若者たちに新たな体験を提供することを目指している。
商品詳細
Awich自身も、最新アルバム『Queendom』がAppleアルバム部門で総合1位を獲得し、勢いを増している。HABUSHのさらなる人気を背景に、今後どのような展開が待っているのか、注目が集まる。日本のヒップホップを牽引するAwichが仕掛けるこの新世代のハブ酒から目が離せない。