新たなスタートアップ支援プログラムの発表
2025年3月5日に始まるスタートアップ伴走プログラム「Japan Inclusive Ventures Lab(JIVL)」について、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社は4社の採択を発表しました。このプログラムは、特に女性や多様なバックグラウンドを持つ創業者や経営者が設立または運営する日本のスタートアップの事業構築を支援することを目的としています。
選ばれた企業は、株式会社esa、株式会社ニューラルポート、HerLifeLab株式会社、そして株式会社FinTの4社です。各社は、自己の領域で革新的なソリューションを提供し、日本のスタートアップエコシステムに新たな風を吹き込むことが期待されています。
採択された企業の概要
1. 株式会社esa
株式会社esaは、従来廃棄されていた複合プラスチックから再生ペレットを製造する技術を持ち、プラスチックのリサイクル効率を向上させることで、CO2排出と廃棄物削減に貢献しています。循環型社会の実現に向けたその取り組みは、日々注目されています。
2. 株式会社ニューラルポート
株式会社ニューラルポートは、VR技術を用いた脳疲労測定システム「ZEN EYE Pro」を開発しています。このシステムは目の情報を利用し、脳疲労を測定することで、全ての人々が最高のパフォーマンスを発揮できるよう支援します。
3. HerLifeLab株式会社
HerLifeLab株式会社は、更年期障害を持つ女性への支援に注力しています。AIを活用したデータ分析とパーソナライズされた治療法を提供し、女性が年齢に関係なく自分の人生に挑戦できる社会の実現を目指しています。
4. 株式会社FinT
株式会社FinTは、SNSを活用したソリューションを提供する企業で、日本企業がグローバルに活躍できるよう、その可能性を最大限に引き出すことを目指しています。戦略設計から実行まで、企業に寄り添うアプローチが特徴です。
プログラムの狙い
JIVLは、単なるスタートアップ支援に留まらず、以下の3つのミッションを掲げています:
1.
グローバルなスタートアップエコシステムの構築 - 日本における国際的なスタートアップの環境を整え、地域全体の成長を促進することを目指します。
2.
構造的変革とESG課題の解決 - 経済社会の持続可能性を向上させるための実践を行い、社会全体の課題解決に貢献します。
3.
日本の持続的成長への貢献 - スタートアップ支援を通じて、長期的な成長の基盤を築きます。
このプログラムに関する詳細や最新情報は、
JIVLの公式ウェブサイトにて随時更新されます。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が本プログラムを通じてどのような革新的な企業との協力を推進していくのか、今後の動向が楽しみです。私たちもこの新しいスタートアップエコシステムの展開に注目していきたいと思います。