大阪市がリチウムイオン電池等の訪問回収を開始!ご家庭からの回収を強化し、火災事故防止と資源有効活用を推進

大阪市がリチウムイオン電池等の訪問回収を開始!



大阪市は、令和6年7月1日より、家庭から排出されるリチウムイオン電池等の訪問回収を開始することを発表しました。これは、ごみ収集車両やごみ処理施設における火災事故防止と資源の有効活用を目的としています。

これまで、大阪市では市内10か所の環境事業センターに「リチウムイオン電池等回収ボックス」を設置し、市民からの持ち込みによる回収を行ってきました。しかし、市民の利便性向上のため、訪問回収を実施することで、より多くのリチウムイオン電池等を安全に回収できる体制を整えました。

対象となる回収品目



回収対象となるのは、小型充電式電池(リチウムイオン電池、ニカド電池、ニッケル水素電池)、モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホンなど、小型充電式電池が本体から取り外せないものです。ただし、最大の辺又は径が30センチメートルを超えるものや鉛電池(自動車用バッテリー等)は回収できません。また、回収は家庭から排出されるものに限定され、会社や商店等からの排出物は回収対象外となります。膨張・変形したリチウムイオン電池等も回収の対象です。

申し込み方法



訪問回収を希望する場合は、お住まいの地域を担当する環境事業センターに電話で申し込む必要があります。電話での申込みが難しい場合は、ファクシミリまたははがきでも申し込むことができます。受付時間および回収日は、環境事業センターの開庁時間内となります。

申し込みの際には、氏名、住所、電話番号(連絡先)と数量を伝える必要があります。回収日に不在の場合は、その旨を環境事業センターに伝えましょう。

リチウムイオン電池等の出し方



リチウムイオン電池等は、金属端子部(プラス極とマイナス極)及びリード線を覆うようにビニールテープを貼り、絶縁してから、中身の見えるごみ袋に入れて、訪問回収に来た職員に渡してください。

環境事業センターでの拠点回収



訪問回収の実施後も、環境事業センターにおけるリチウムイオン電池等の受付(拠点回収)は継続されます。開庁時間は、月曜日から土曜日までの8時から16時30分までです(祝日を含む、年始を除く)。

回収したリチウムイオン電池等の処理



回収したリチウムイオン電池等は、リサイクル業者に引き渡すなど、適正に処理および再資源化されます。

大阪市の取り組みは、市民の安全と環境保護に貢献



大阪市のリチウムイオン電池等の訪問回収開始は、市民の安全確保と環境保護に大きく貢献する取り組みです。市民一人ひとりが、安全な廃棄方法を理解し、積極的にリチウムイオン電池等の回収に協力することで、より安全で持続可能な社会の実現に近づけることができます。

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。