ウォーカブルな街づくりを目指す新たな試み
株式会社Groove Designs(東京都中央区)は、人々と街との関係をデザインすることを目的とした新しいオンラインコミュニティ「まちみち広場」を設立しました。これは、公益社団法人日本交通計画協会との連携により、ウォーカブルなまちづくりを推進するためのプラットフォームとして位置づけられています。
「ウォーカブルとは何か?」
最近、都会の交差点や公園、さらには住宅街に至るまで「ウォーカブルな街」が求められています。これには、ただ単に歩きやすい道を増やすという側面だけでなく、車中心で整備された都市環境を人中心、徒歩や公共交通を重視するスタイルへとシフトさせることも含まれています。Groove Designsは、その実現に向けて具体的な手段を考え、コミュニティの設立を行ったのです。
「まちみち広場」の特徴
「まちみち広場」は誰でも参加でき、地域のまちづくりに関心を持つ市民や自治体職員のためのオープンなプラットフォームです。参加者は以下のような活動に参加することができます。
1.
意見交換:他の参加者と地域の取り組みやアイデアについて自由に意見を交換。
2.
専門家の講座:月に1回、専門家を招いてのWeb講座が行われる。
3.
相談の場:日常的なまちづくりの疑問や課題について気軽に話し合える場が提供される。
開設の背景
「まちみち広場」は、2021年から開始された「マチミチweb講座」の延長線上に位置し、ウォーカブルなまちづくりに関わる人たちの意見交換をさらに促進することが目的です。この講座は、すでに多くの自治体職員から好評を得ている実績があります。今後もこのオンラインコミュニティを通じて、全国の取り組みが加速することを期待しています。
学びの場の提供
厳選されたテーマで開催される勉強会は、地域活性化のための有意義な情報共有の場ともなります。例えば、2024年8月23日には「歩いて楽しいまちと公共交通の関係」をテーマにした講座が計画されています。このような定期的な教育機会を通じて、参加者同士のつながりが強化されることが意図されています。
参加方法は簡単
「まちみち広場」の参加は非常にシンプルです。まず、地域エンゲージメントプラットフォーム「my groove」に会員登録し、「まちみち広場」にアクセスすることで参加できます。参加後はトークルームでのコメント交流や、勉強会の案内を受け取ることができます。
まちづくりの新たな情報発信
「まちみち広場」では、さまざまな新しい情報が定期的に発信されます。地域の取組事例や、まちづくりに関する最新のトレンド、多様な地域活動の貴重な知見などが共有されることで、参加者は常に新鮮なインスピレーションを得ることができます。
まとめ
「まちみち広場」は、ウォーカブルなまちづくりを一緒に考え、実現していくための理想的なコミュニティです。興味を持った方はぜひ参加し、共に未来の街をデザインする仲間と出会いましょう。これからのまちづくりが、私たちの生活をどのように豊かにしていくのか、楽しみですね。