岡山大学文明動態学研究所が開催するホンジュラス・コパン遺跡発掘調査報告セミナー
岡山大学文明動態学研究所は、2024年7月10日(水)に、オンラインセミナー「ホンジュラスの世界遺産「コパンのマヤ遺跡」最新発掘調査報告」を開催します。
このセミナーでは、公立小松大学大学院/次世代考古学研究センター特別招聘教授の中村誠一氏が、マヤ文明を代表する古代都市遺跡の一つである「コパンのマヤ遺跡」の発掘調査について講演を行います。
コパン遺跡は、中米ホンジュラス共和国にある世界遺産で、19世紀から学術調査が行われています。近年では、日本の公立小松大学とホンジュラス国立人類学歴史学研究所の合同調査団が、中心グループの3つの神殿建造物を対象とした大規模な発掘調査を実施しています。
セミナーでは、この発掘調査の詳細な内容が明かされ、コパン遺跡における重要な発見が紹介されます。特に、35年ぶりの発見となった王朝記念碑である石碑64や、コパン王朝最後の支配者によって埋められた可能性のある王朝16代目ヤシュ・パサフ王の名前を刻んだ石彫などは、コパン王朝の歴史を解明する上で重要な発見として注目されています。
セミナーはオンラインで開催され、Zoomを利用して参加できます。参加費は無料で、どなたでも参加可能です。興味のある方は、岡山大学文明動態学研究所のウェブサイトから申込みができます。
コパン遺跡の重要性
コパン遺跡は、マヤ文明の中でも特に芸術や文化が発展した地域として知られており、多くの貴重な遺物が発掘されています。近年では、日本の研究者も発掘調査に参加しており、新たな発見が相次いでいます。
今回のセミナーでは、これらの最新研究成果が紹介され、コパン遺跡の重要性や、マヤ文明の歴史解明への貢献について理解を深めることができます。
岡山大学文明動態学研究所について
岡山大学文明動態学研究所は、2021年に設立された、人文・社会科学系の研究所です。「地域中核・特色ある研究大学」として、地域社会と連携した研究活動や人材育成を行っています。
セミナー詳細
日時: 2024年7月10日(水)12:00~13:00
開催方法: オンライン(Zoom)
講演者: 中村誠一氏(公立小松大学大学院/次世代考古学研究センター 特別招聘教授)
参加費: 無料
申込方法: 岡山大学文明動態学研究所のウェブサイトから申込み
まとめ
このセミナーは、マヤ文明やコパン遺跡に関心のある人にとって貴重な機会となります。最新の研究成果に触れ、歴史への理解を深めてみてはいかがでしょうか。