岡山大学の研究者、世界の影響力ある科学者に連続選出！

岡山大学高等先鋭研究院の資源植物科学研究所から、馬建鋒教授と山地直樹准教授が2025年版の「世界で最も影響力のある科学者」に選ばれる快挙を成し遂げました。この賞は、Clarivate Analytics社の高被引用論文著者リストに基づいており、世界中の著名な研究者から選ばれるものです。彼らの研究は、特に植物の生育に必要なミネラルの輸送メカニズムに関するもので、国際的な科学コミュニティから高く評価されています。

馬教授は2015年版から11年連続しての選出で、山地准教授も通算で10回目と、彼らの持続的な努力が実を結んだ形です。特に、馬教授は「年々日本人研究者が選出される数が減少している中で、これだけの連続選出を果たせたことは大変光栄だ」とコメントしており、その背後には地味ではありますが、コツコツと続けてきた研究の積み重ねがあります。

山地准教授も「自分の歩みはまだゆっくりですが、今後も走り続けたい」と意気込みを語り、研究に対する熱意を見せています。彼らの研究は、農作物や植物科学分野において非常に意義深く、持続可能な未来を見据えた重要なものです。

岡山大学では2023年7月に「岡山大学最重点研究分野」を設定し、農作物・植物科学分野もその中に位置付けています。馬教授と山地准教授は、この新たな取り組みにおいても重要な役割を果たすことが期待されています。

彼らの研究がこれからも新しい知見を生み出し、世界の植物科学はもちろん、地域の農業の発展にも寄与していくことが望まれます。今後の岡山大学と彼らの活動に、ますます注目が集まることでしょう。このように、高度な研究が続けられる環境が整っている岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学としての地位を確立しつつあります。また、この選出によって岡山大学のブランド力もさらに高まることでしょう。

ぜひ、多くの方々に岡山大学の研究の成果を知っていただき、引き続きその動向に注目していただければと思います。彼らの取り組みが、未来の科学にどのように貢献していくのか、その行く末を共に見守っていきましょう。岡山大学および研究者たちのさらなる活躍に期待が高まります。