Buzzreachが日本の特定臨床研究を支援
株式会社Buzzreachは、日本の臨床研究と医師主導治験を活性化するための新しい支援サービスをスタートしました。特に、限られた資源の中でも効果的に運営できるプロジェクトマネジメントのサポートを提供することが本サービスの特徴です。
サービスの背景
日本では、厚生労働省が示した「創薬力強化」に向けた政策文書に基づき、国際的な基準の臨床研究体制の整備が求められています。しかし、実際には多くの医療機関が、研究支援体制や専門人材不足、資金不足に直面している現状があります。特に特定臨床研究や医師主導治験では、製薬企業の主導する治験に比べて十分な運営サポートがないため、研究者に大きな負担がかかっています。
サービスの詳細
Buzzreachが提供する新サービスは、以下の3つの軸に基づいて設計されています:人材不足の解消、多施設共同型研究の一元管理、症例集積性の向上です。これには、自社開発のプラットフォーム「StudyWorks®︎」を活用した業務管理や、リクルートマネージャーと臨床研究コーディネーターによる支援が含まれています。
1. StudyWorks®︎による業務管理
このクラウドプラットフォームでは、研究の進捗やドキュメントの管理、コミュニケーション、被験者のリクルート状況などを一元管理することが可能です。
2. 症例集積支援
専門のリクルートマネージャーが地域の医療機関と連携し、症例登録スピードを向上させる取り組みも行われています。
3. プロジェクトマネジメント支援
臨床研究コーディネーターがスケジュール管理やモニタリングを補助し、研究者が本来の業務に専念できるようサポートを提供します。
4. 業界スペシャリストによる設計支援
研究デザインやDCT(分散型臨床試験)に関する専門的な相談も可能です。患者中心設計(Patient Centric Design)を取り入れた新しい試験手法についても対応しています。
期待される成果
この新サービスを通じて、症例登録のスピードが向上し、研究者の負担が軽減されることが期待されています。それにより、研究実施件数の増加や、医療機関における医業外の収益機会も生まれるでしょう。
CEO 猪川崇輝のコメント
「日本の臨床研究は非常に重要ですが、今のままでは持続可能とは言えません。Buzzreachは、技術と人材を組み合わせた支援モデルを提供することで、日本の研究力を高め、患者に新しい治療の選択肢をより早く届けることを目指します。」です。
今後の展望
Buzzreachは、大学病院や中核病院との包括的な連携を強化し、地域医療機関とのネットワーク拡大を目指しています。また、DCT対応機能の拡張を行い、日本版のDCTエコシステムの構築を進めることで、臨床研究や医師主導治験の持続可能なインフラを整える重要な役割を果たします。
会社情報
- - 社名:株式会社Buzzreach
- - 本社所在地:東京都港区
- - 代表取締役CEO:猪川崇輝
- - 事業内容:治験・臨床研究支援SaaS、DCT支援事業、患者リクルートプラットフォームの開発運営など
- - 公式サイト:Buzzreach公式サイト
この新たな取り組みによって、臨床研究の明るい未来が期待されており、その影響は広範囲に及ぶことでしょう。