SDGsをテーマにしたこども議会のオンライン交流
先日の9月21日、兵庫県の「キッザニア甲子園」と韓国の「キッザニア釜山」にて、こども議会のメンバーがオンラインでSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに交流を行いました。この国際交流イベント「Global CongreZZ Online Exchange」は、9月末の「SDGs週間」に合わせて開催され、子供たちが英語を使いながら異なる文化と意見を共有することを目的としています。
事前準備から活動スタート
イベントの約1か月前、キッザニア甲子園では、参加する子どもたち(小学3年生から6年生)が「SDGsの学びの会」を行い、SDGsの17の目標を深く学ぶ機会を得ました。子ども達は、個々に「My SDGsプラン」を立て、環境保護や社会貢献のための具体的な行動を考え、その内容をワークシートにまとめてキッザニア釜山の仲間に紹介しました。
プレゼンテーション大会
9月21日は、Zoomを利用してキッザニア甲子園のこども議会議員10名と釜山の議員8名が、事前に準備したワークシートを使用し、自らの「My SDGsプラン」を発表しました。双方のスタッフが通訳としてサポートし、スムーズな交流が行われました。プランの内容は、環境保護に役立つ「EM粘土ボール」や、身近な素材で作れる「手作りペットボトルろ過装置」など、具体的かつ実用的なものでした。
お互いの取り組みを知る
プレゼンテーション後には感想を共有し合い、さらに交流が深まりました。キッザニア釜山のメンバーからは「EM粘土ボール」の取り組みへの興味が示され、キッザニア甲子園の議員からは「ペットボトルろ過装置」を作りたいという意見が寄せられるなど、互いの活動に刺激を受ける様子が見受けられました。
参加したこども達の感想
参加した子ども達からは多くの感想が寄せられました。「他国のSDGsの取り組みを知り、自分の考えを伝えられて楽しかった」「韓国の友達と話せたことがとても楽しかった」という声や、さまざまな発見があったことを伝える意見があり、今回の交流が貴重な学びだったことを伺わせます。
次回は福岡での国際交流に向けて
KCJ GROUPでは、今後もこのような国際交流イベントを継続し、子どもたちが外国文化を理解し、コミュニケーションスキルを磨くための機会を提供していく予定です。次回は福岡県福岡市のキッザニア福岡にて、海外との新たな交流を企画しています。
キッザニアについて
KCJ GROUPは「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」「キッザニア福岡」を運営し、こどもたちの職業体験を通じて学ぶ場所を提供しています。こども達は実社会の縮小版となるキッザニアで、企業の職業を体験しながら、教育と楽しさを兼ね備えた新しい形での学びを得ています。公式サイトやイベント情報については、
キッザニア公式ホームページをご覧ください。