分散型ホテル開業
2020-07-08 10:32:01

新たな観光体験を提供する木造分散型ホテル「SATOYAMA STAY」の魅力

木造分散型ホテル「SATOYAMA STAY」が始動



岐阜県飛騨市に新しく開業した「SATOYAMA STAY」は、分散型ホテルとして注目を集めています。地元の風景や文化を背景に、ただ泊まるだけでなく、観光体験を深められるこの施設は、地元資源の活用と持続可能な観光の実現を目指しています。

分散型ホテルとは?



分散型ホテルは、地域に存在する古民家や歴史的建物を宿泊施設として活用し、町全体を一つの宿に見立てて楽しむ新しい形の宿泊スタイルです。この概念は、イタリアの「アルベルゴ・ディフーゾ」における取り組みにインスパイアされています。今や日本でも多くの注目を集めており、訪れるゲストに独自の滞在経験を提供します。

100年後を見据えた建築



「SATOYAMA STAY弐之町」は、100年後の町並み景観を意識して新築された木造町家をメイン棟として整備されました。古民家の再生が注目される中、約300平米の新パビリオンは、飛騨の熟練職人によって構築されたという点が特筆すべきところです。近年では、地域の職人技術が減少しているため、このような取り組みは非常に重要です。

持続可能な観光への取り組み



「SATOYAMA STAY」のもう一つの特徴は、持続可能な観光の実現です。施設内の調度品は、ネイティブの職人に依頼し、環境にやさしい素材を積極的に利用しています。また、環境負荷を抑えるために、自然エネルギーの活用やリユースの取り組みも行われています。これにより、地域経済にも貢献しつつ、環境に配慮した観光を推進しています。

地元文化と交流の場



ホテルの1階には、地域住民が集まれる開放的な空間が設計されています。訪れる旅人と地元の方々が交流できる場所を提供することで、異文化理解の促進や地域コミュニティの活性化にも寄与しています。地元の人たちによる料理教室も開催予定で、滞在中により深い体験ができるよう工夫されています。

クラウドファンディングによる先行予約



「SATOYAMA STAY」は、クラウドファンディングを通じて宿泊予約を受け付けています。これは、宿泊者がクラウドファンディングのリターンとして優先的に予約できる仕組みです。家族旅行や友人との旅行にぴったりな場所ですので、早めのチェックをお勧めします。

終わりに



「SATOYAMA STAY」は、ただの宿泊施設ではなく、宿辺りに広がる体験と文化を通じて、新しい形の地域交流を促進する場です。持続可能な観光を視野に入れ、飛騨という地域の魅力を再発見できる旅の拠点として、多くの人々を迎え入れるでしょう。ぜひこの新たな宿泊体験を通じて、飛騨の魅力を味わいに訪れてみてはいかがですか?

会社情報

会社名
株式会社美ら地球
住所
岐阜県飛騨市古川町弐之町8-8
電話番号
0577-73-2104

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