体験格差:学びの未来
2024-07-17 17:26:12

「体験格差」をなくすために:小児がん経験者、教員、こども家庭庁が語る学びの未来

「体験格差」をなくすために:小児がん経験者、教員、こども家庭庁が語る学びの未来



病気や障がいを持つ子どもたちが、学びや様々な体験を諦めずに、自分らしく成長できる社会を目指し、公益財団法人ベネッセこども基金が主催するイベント「こども家庭庁・小児がん経験者(高2)・特別支援学級教員と「体験格差」について対話」が、2024年7月27日(土)に開催されます。

このイベントでは、小児がん経験者、特別支援学級教員、こども家庭庁の関係者がそれぞれの立場から、「体験格差」について語り、病気や障がいを理由に学びや体験をあきらめない環境づくりについて議論を深めます。

イベントの背景



医学の進歩により、命が助かり長期的な治療や医療的なケアを受けながら生活する子どもが増えています。しかし、病気や障がいのために、学校に通ったり、友人と交流したり、様々な体験をする機会が制限される子どもも少なくありません。

「病気だから仕方がない」と、学びや体験をあきらめることを強いられる現状は、子どもたちの成長を阻害する可能性があります。学びや体験は子どもたちの自信につながり、治療に向かう気持ちも支える重要な要素です。

イベントの内容



イベントでは、病気の子どもたちが遠隔から授業や卒業式を体験できる「アバターロボット」や、リハビリを遊びに変えるデジタルリハビリツールの「デジリハ」といったICTを活用した実践事例が紹介されます。

さらに、長期入院中の高校生の学習支援、公立小学校におけるアバターロボット活用事例、小児がん経験者のリアルな声、こども家庭庁による政策的な取り組みなどが語られます。

参加対象者



  • - 病気や障がいのある子どもに関わっている方
  • - アバターロボットやメタバースなどICTを活用した子どもの学び支援に興味がある方
  • - 新しい学びモデルを取り入れようと検討している学校や団体の関係者
  • - 病気の子どもたちの医療と教育の連携に課題を感じている方
  • - ICT企業や病気の子どもとかかわる企業の担当者の方
  • - 「デジリハ」や「アバターロボット」を体験してみたい方

イベント詳細



開催日: 2024年7月27日(土)14:00~16:20
会場: サイボウズ東京オフィス(日本橋)
参加費: 無料(事前申込制)

オンライン参加: Zoomウェビナーにて
参加費: 無料(事前申込制)

申込方法: Peatixにて受付中
申込フォームURL: https://2024kodomokikin-meetup1.peatix.com

イベントプログラム

第一部: 14:00~15:10
  • - プロジェクトの目的(公益財団法人ベネッセこども基金事務局長 青木智宏)
  • - アバターロボット・メタバース・デジタルツインなど、取り組み紹介(一般財団法人ニューメディア開発協会 平出順二氏)
  • - 長期入院療養中の高校生の学習支援について~ICTを活用した遠隔教育の事例から成果と課題~(医教連携アドバイザー 元京都市立特別支援学校教諭 篠原淳子氏)
  • - 公立小学校での取り組み~アバターロボットでかなえた学校参加~(公立小学校特別支援学級担任、学校心理士 森村美和子氏)
  • - 小児ガン経験者の声(あきこさん 高校2年生)
  • - こどもの権利に基づく施策と自治体やNPOと連携して進めたいこと(こども家庭庁成育局成育環境課課長 安里賀奈子氏)

第二部: 15:10~16:10
  • - セッション「病気や障がいを抱える子どもたちの『体験格差』をなくすためになにができるか」(登壇者の皆様)

クロージング: 16:10~16:20
  • - デジリハの紹介など・クロージング

登壇者



  • - 医教連携アドバイザー 元京都市立特別支援学校教諭 篠原淳子氏
  • - 公立小学校特別支援学級担任、学校心理士 森村美和子氏
  • - 小児がん経験者 あきこさん(高校2年生)
  • - こども家庭庁成育局成育環境課長 安里賀奈子氏
  • - 一般財団法人ニューメディア開発協会 新情報技術企画グループ 平出順二氏

公益財団法人ベネッセこども基金



ベネッセこども基金は、未来ある子どもたちが安心して学習に取り組める環境のもと、自らの可能性を広げられる社会を目指し、2014年に設立されました。

  • - 経済的困難を抱える子どもの学び支援
  • - 病気・障がいを抱える子どもの学び支援
  • - 子どもの安心・安全を守る活動
  • - よりよい社会づくりにつながる学び支援

これらのテーマのもと、自主事業と助成事業を通じて、子どもたちの支援を行っています。

ホームページ: https://benesse-kodomokikin.or.jp/

メディアの方へ

本イベントは取材可能です。Peatixからお申込みの上、取り組みについて記事化いただけますと幸いです。個別取材も可能です。

問い合わせ先

公益財団法人ベネッセこども基金 窓口(担当:平野)
TEL: 04-7137-2570
メールアドレス: [email protected]
月~金 10:00~17:00(祝日を除く)



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会社情報

会社名
公益財団法人ベネッセこども基金
住所
東京都多摩市落合1-34
電話番号
042-357-3659

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