女性のデジタル人材育成プロジェクトが始動
この度、岩手県では「いわて女性デジタル人材育成プロジェクト」が始まり、女性が自分らしく働ける環境を提供するための取り組みがスタートしました。プロジェクトを主導しているのは、株式会社MAIAで、東京都に本社を置く同社は、女性のデジタルスキルの向上を図るためのさまざまなプログラムを展開しています。
EYの協力によるトレーニング提供
今回のプロジェクトには、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)が協力し、デジタル・テクノロジー関連の業務に必要なビジネススキルを習得するためのトレーニングが提供されます。このトレーニングでは、ロジカルシンキングやコミュニケーション能力を中心に、受講者が実務に役立つ実践的なスキルを学ぶことができます。
プログラムの概要
「いわて女性デジタル人材育成プロジェクト」は、岩手県内で働く意欲のある女性を対象にしており、特に「稼ぐこと=就労」に重きを置いています。MAIAが提供するe-Learningを通じて、高需要なIT関連スキル、具体的にはSAPやRPAなどを習得する機会を提供しています。これは単に技術的なスキルを身に付けるだけでなく、女性たちが自身のキャリアを積む重要な一歩になると期待されています。
Wワークや副業を視野に
本プログラムは、単なるスキルの習得に留まらず、女性たちがフレキシブルな働き方を実現するための支援も行います。修了後には就労斡旋が行われ、より高単価で柔軟な業務への道が開かれます。これにより、女性たちは自分のライフスタイルに合わせた働き方を選ぶことができ、経済的な自立を促進します。
トレーニングの詳細
トレーニングは2024年11月30日(土)にアイーナいわて県民情報交流センターで開催され、受講者は13:00から17:30の間に、さまざまなワークショップを通じて具体的なスキルを学ぶことができます。参加を希望する方は、事前に申し込みが必要です。
EY Ripplesについて
EYが展開する企業責任プログラム「EY Ripples」は、社会問題への貢献を目指しています。特に「次世代教育・就労支援」に重点を置き、デジタル化が進む現代の職場において求められるスキルを教える活動を行っています。このプログラムは、2030年までに10億人の生活にポジティブな影響を与えることを目指しています。
MAIAの役割と理念
MAIAは、女性たちが個として自立し、地域とITを結びつけることを重要視した事業を展開しています。女性のITスキルを向上させることにより、国や地方自治体、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、より良い社会の構築に貢献しています。女性が自分らしく働ける未来を創造するためのセミナーやトレーニングは、今後も開催される予定です。
まとめ
「いわて女性デジタル人材育成プロジェクト」は、女性たちの新たなキャリアの可能性を広げる重要なステップです。デジタルスキルを習得し、自己実現を果たすことができるこの機会を、ぜひ多くの女性に活用していただきたいと思います。