様々な時間帯での架電がアポイント獲得効率に及ぼす影響
新しい営業手法を模索する中、株式会社Emooove(本社:東京都品川区)は、セミナー参加者へのフォローコールにおける架電時間帯とアポイント獲得効率の関係についての興味深いデータを発表しました。オウンドメディア「シン・セールス総合研究所」にて公開されている詳細なレポートでは、架電のタイミングによって成果が大きく変わることが分かりました。これにより企業は営業手法を見直すきっかけを得ることができると考えられます。
調査の背景
インサイドセールスにおいては、対象者が不在の時間に電話をかけることが多くなり、限られたリソースを有効活用することが困難になるケースが多々あります。一般的に昼間の時間帯(10:00~16:00)では会議や商談が多いため、接触しにくい傾向があります。したがって、より効果的な架電タイミングを検証するために、始業直後(9:00~10:00)と終業前(16:00~18:00)に焦点を当てることにしました。
検証結果
データ分析においては、時間を考慮せずに架電を行ったグループ(Before)と、特定の「ゴールデンタイム」に架電を集中させたグループ(After)に分け、それぞれのアポイント獲得効率を比較しています。具体的には、以下のような結果が得られました。
1.
コールアポ率の向上
時間を意識しない架電ではコールアポ率がわずか2.25%でしたが、ゴールデンタイムに特化したアプローチでは2.92%にまで上昇し、約1.3倍の成果が確認されました。このデータは、通話可能な時間帯に重点を置いた結果として、成果向上に繋がったことを示しています。
2.
獲得効率の改善
後者のグループではコール数も増加しましたが、特に注目すべきは1コールあたりの獲得率が向上した点です。架電する時間帯を見直すことで、質の高い接触が可能となり、効率の改善が示唆されました。
結果の解析
このような結果に至った要因として、相手企業の担当者が接触しやすい時間帯での行動心理が挙げられます。
- - 朝の時間(9:00〜10:00)は、まだ本格的な業務が始まる前の時間帯で、企業の担当者は自席にいることが多く、電話を受け入れやすい状態にあります。
- - 夕の時間(16:00〜18:00)は、主な業務が一段落しており、残務処理や翌日への準備を行っていることが多く、アポイントを受けやすい状況と言えます。
営業実務への提言
これらの結果を元に、インサイドセールスにおけるスケジューリングの工夫が求められます。
最もつながりやすい時間帯に、高確度のリストに注力して架電することで、効率を高めることが有効です。
接触率が低下する日中は、架電を控え、リサーチやメールによるアプローチにシフトすることが推奨されます。
株式会社Emoooveについて
株式会社Emoooveは、「新時代の営業」をテーマに、主にLinkedInを活用した営業支援を提供しています。
特に大手からスタートアップ企業までの決裁者開拓に強みをもち、様々な業種のクライアントとの取引を行っています。
また、「BtoBセールスを加速する LinkedIn Sales Navigator 活用術」では、LinkedIn営業の手法が詳細に解説され、早期に人気を博しました。
本調査の詳細なデータは、シン・セールス総合研究所にてご覧いただけます。