アルコニックスがインドでの事業を加速
アルコニックス株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長手代木洋)は、インドでの事業展開を強化するため、現地法人を設立すると発表しました。その上で、空調・冷凍機器の部品開発を手がける千代田空調機器株式会社(代表取締役社長北山貴靖)との合弁会社設立も決定しました。この合弁会社では、家庭用空調機器に使用されるサービスバルブを中心に、空調・冷凍機器用の部品を開発・製造・販売することが予定されています。
インド市場の成長可能性
インドは今後の経済成長が期待されており、世界最大の人口を抱える国として市場の成長が見込まれています。アルコニックスは、インドをグループの重要な戦略エリアと位置づけ、現地法人を設立して事業基盤を強化することを決定しました。これにより、原材料や部品の製造・供給拠点としてだけでなく、情報産業や宇宙・航空分野の先進的なビジネスチャンスを探ることも視野に入れています。
家庭用空調機器(RA)の普及率は現在約8%と依然として低いため、今後の経済成長を背景に市場が大きく成長する余地があります。国際エネルギー機関(IEA)の報告によれば、RAの保有台数は2050年までに現在の約9倍に達すると予測されています。この市場の成長を見据え、合弁会社を通じてインド市場への積極的な参入を進めます。
現地法人と合弁会社の概要
現地法人(ALCONIX INDIA PRIVATE LIMITED)
- - 設立予定: 2026年5月
- - 所在地: インド・ハリヤナ州グルグラム
- - 資本金: 120百万インドルピー(約200百万円)
- - 出資比率: アルコニックス99%、海外法人1%
- - 事業内容: 輸出入、三国間取引、現地事業の統括管理など
合弁会社(CHIYODA AIRCON PARTS INDIA PRIVATE LIMITED)
- - 設立予定: 2025年12月
- - 所在地: インド・タミル・ナードゥ州チェンナイ
- - 資本金: 300百万インドルピー(約510百万円)
- - 出資比率: 千代田空調機器90%、アルコニックス10%(出資手続き中)
- - 事業内容: RA用サービスバルブを中心とした空調・冷凍機器用部品の開発・製造・販売
アルコニックスと千代田空調機器が共に展開するこの合弁会社は、インド市場における事業の重要な拠点となることが期待されています。アルコニックスグループは、グローバル競争力の向上と持続的な成長を目指し、インドでの事業基盤を強化していきます。
アルコニックスグループのビジョン
アルコニックスグループは「夢見た未来を描く」というコーポレートスローガンの下、非鉄金属を用いた商社流通と製造の総合ソリューションプロバイダーとして活動しています。国内外の製造業に持続可能なビジネスモデルを提供し、次世代へとつながる技術を後押しすることに注力しています。今後も、アルコニックスはインド市場を含むグローバルな事業展開を通じて成長を続けていくでしょう。