新たに導入された「ジンジャーサーベイ」
jinjer株式会社(東京都新宿区)は、クラウド型人事労務システム「ジンジャー」を展開する中、新機能である組織診断ツール「ジンジャーサーベイ」を7月3日に開始しました。このツールは、従業員の声を深く掘り下げ、組織内の課題解決を促進することを目的としています。
企業が直面する新たな課題
最近の労働環境では、テレワークやハイブリッド勤務の普及によって、従業員の意思や状態を把握することが難しくなっています。このような状況で、企業は「エンゲージメントの向上」や「メンタルヘルスの適切な把握」が重要な課題とされています。そのため、個々の従業員の心理的な不調やモチベーションの低下を見逃さないことが、離職を防ぐための鍵となります。実際に、行ったアンケートでも78%の企業がメンタルヘルスの管理を重視していることが分かっています。
「ジンジャーサーベイ」の特長
「ジンジャーサーベイ」は、雇用者と従業員のコミュニケーションを促進するために設計されています。その特長は次の5点です。
1.
エンゲージメントの可視化: 学術的なデータに基づいた設問を使用することで、従業員の強みや課題を明確にします。
2.
早期検知によるメンタルヘルス管理: ストレス状態を早期に把握し、必要なケアを迅速に行えます。
3.
カスタマイズ性: 多様な設問形式をドラッグ&ドロップで組み合わせて、企業の文化に合わせた独自のサーベイを作成可能です。
4.
両方のサーベイを活用: 長期的な課題を把握するセンサスサーベイと、日々の変化を捉えるパルスサーベイを併用することで、鋭い洞察が得られます。
5.
人事データとの統合: 蓄積された人事データとサーベイ結果を組み合わせることで、データに基づいた意思決定の支援が可能になります。
人事データの整備とその価値
多くの企業において、人事データが整備されていないがために、業務の効率が悪化するケースが見受けられます。統合された人事データベースを活用する「ジンジャー」は、これらの問題を解決するために、いち早く人事データの整備に着目してきました。同社は、情報の正確性や網羅性が担保された状態で、労務管理や評価などを一貫して行えることを目指しています。
最高製品責任者からのメッセージ
jinjerのCPOは、「ジンジャーサーベイ」によって、企業が従業員の声を有效に把握し、具体的な施策につなげる手助けをすることを強調しています。従業員の意見を反映することが、組織の成長を促進する鍵であり、「ジンジャーサーベイ」がその実現に寄与することを期待しています。
最後に
全ての従業員が職場で最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を整えることが、今の企業に求められています。「ジンジャーサーベイ」を通じて、企業が従業員の声に耳を傾け、データに基づいたアクションに結びつけることで、より良い組織運営が実現されるでしょう。
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