企業の競争力強化に向けた新しい支援サービス
株式会社ヘッドウォータース(東京都新宿区)は、ウチダスペクトラム株式会社(東京都中央区)との協業により、マイクロソフト製の生成AIを利用した企業向けの支援サービスを開始しました。これにより、企業が生成AIを効果的に導入し、迅速に業務改善を実現できることを目指しています。
協業の背景
テクノロジーが急速に進化する中で、企業の競争力を維持・向上させるためには、生成AIの導入が不可欠です。しかし、実際には「生成AIを導入したものの使いこなせていない」といった課題を抱える企業が多く存在します。そんな企業を支援するために、ヘッドウォータースとウチダスペクトラムは共同でサービスを展開することになりました。
ウチダスペクトラムの強み
ウチダスペクトラムは、Microsoftのライセンスリセラーとして国内トップクラスのシェアを誇ります。マイクロソフトジャパンの「Partner of the Year 2024」においても、「Device」部門での受賞歴があります。多くの企業に対して、ソフトウェアライセンスやサブスクリプションサービスを提供し、顧客の成長を支えています。
ヘッドウォータースの強み
一方、ヘッドウォータースは、2016年からMicrosoftと提携し、AI技術の発展に注力してきました。生成AIやAzure AIに関する豊富な実績があり、著名なクライアントとの協力によって、様々な案件実績を築いてきました。特に、Microsoft Azureを活用したソリューションの提供には定評があります。
新たな協業サービス
両社の強みを活かしたサービスメニューは、以下の通りです。
1.
生成AIとAzureの統合ソリューション開発支援:Azure OpenAI Serviceを用いたカスタマイズされた支援サービスを提供します。
2.
アーキテクチャ設計・検証サービス:最新のデータプラットフォームに基づいた最小限の製品(MVP)を迅速に実現するサービスです。
3.
ライセンス契約管理アセスメントサービス:Microsoft Azureのライセンス管理に関する支援を行います。
4.
Copilot for Microsoft 365の導入支援:業務効率化を図るための内製化支援サービスです。
両社のエンドースメント
ウチダスペクトラムの執行役員、石原氏は、「この協業を通じて、お客様のビジネスに大きく貢献できる」とコメントしており、ヘッドウォータースも「全てのデジタル接点に生成AIが導入される未来に向けて、このパートナーシップが欠かせない」と強調しています。
今後の展望
今後、両社は、マイクロソフトの最新ソリューションの開発や支援サービスの拡充、相互送客など、協力を深めていく方針です。この取り組みにより、顧客企業の競争力強化を図り、デジタル化の推進をサポートしていく意向を示しています。
このように、企業が生成AIを導入し、効果的に活用するための支援サービスがスタートしました。テクノロジーが進化する今、企業の成長を後押しするこの支援に、期待が高まります。