エナジーウィズとNTTアノードエナジーの新たな協力関係
エナジーウィズ株式会社(以下、エナジーウィズ)は、NTTアノードエナジー株式会社との提携により、埼玉事業所で再生可能エネルギーの利用を確立することになりました。2025年4月1日から、NTTアノードエナジーの新設された太陽光発電所からの電力を導入し、持続可能なエネルギー供給を進めていきます。
再生可能エネルギーの導入とその影響
エナジーウィズ埼玉事業所がNTTアノードエナジーから受け取る再生可能エネルギーは、年間約4,100万kWhを見込んでおり、これにより使用電力の約15%が追加性のある再エネから供給される予定です。これにより、環境への影響を軽減し、温室効果ガスの排出を年間2,425トン削減することが期待されています。
SBTへの参画と温室効果ガス削減目標
加えて、エナジーウィズは2023年度にSBT(科学に基づいた目標設定イニシアチブ)への参画を表明しました。2030年までに、温室効果ガスの排出量をScope1、Scope2で50.4%削減、Scope3で30%削減を目指しています。これにより、エナジーウィズの全グループが環境への負荷を減少させる努力を強化し、持続可能な製品の提供を進めることで、NTTグループ全体の温室効果ガス削減にも貢献する意向です。
NTTグループの環境経営への取り組み
NTTグループは「NTT Green Innovation toward 2040」を掲げており、再生可能エネルギーの利用を強化し、IOWN(Innovative Optical & Wireless Network)などを活用した省エネ施策を推進して、2040年にはカーボンニュートラルを達成することを目指しています。エナジーウィズの取り組みは、この大きなビジョンに寄与するものとなります。
まとめ
エナジーウィズとNTTアノードエナジーの連携は、持続可能なエネルギーの未来を築く重要なステップです。今後も両社は、先進的で追加性のある再エネの導入を進めていき、温室効果ガスの削減に寄与していく計画です。この取り組みを通じて、環境保護と企業成長の両立を図る姿勢が見られます。