NTT HumanEXとコクーが協同でDX人材育成を実現
日本の労働市場において、特にIT分野での人材不足が深刻な問題となっています。その中で、NTT HumanEXとコクー株式会社が協力し、デジタルトランスフォーメーション(DX)に必要な人材の育成を支援する新しいプログラムを発表しました。このプログラムは、eラーニングと実践型のワークショップを組み合わせた「DX推進スターティングパッケージ」と「生成AIスターティングパッケージ」を提供することが目指されています。
協業の背景と目的
日本の経済産業省の調査によると、20230年には約79万人のIT人材が不足するとされています。これは企業がDXや生成AIの導入を進めている一方で、現場のユーザーリテラシーがそれに追いついていないことを示しています。このギャップが原因で、多くの企業が「導入したものの活用・定着に至らない」という問題に直面しています。それを解決するためには、ただ知識を詰め込むだけでなく、実践を通じてスキルを身につけることが不可欠です。それを実現するのが、今回のNTT HumanEXとコクーの新しい協業です。
コクーは、過去に4,000名以上のデジタル人材を育成してきた実績があります。また、長期的な経営計画「VISION 2030」においては、日本のDX人材を33万人育成するという目標を掲げています。本プログラムは、各企業におけるDX人材の育成を強力に支援し、日本社会全体の労働力不足の解決に貢献することが期待されています。
提供するプログラム内容
1. DX推進スターティングパッケージ
- - STEP1: eラーニング「DXビギンズ!」 (NTT HumanEX提供)
- - STEP2: ワークショップ「DX戦略・業務再設計」 (コクー提供)
2. 生成AIスターティングパッケージ
- - STEP1: eラーニング「生成AIビギンズ!」 (NTT HumanEX提供)
- - STEP2: ワークショップ「生成AIを活用した業務再設計」 (コクー提供)
これらのプログラムは、基礎から実践的なスキルの習得までを一貫して支援する設計となっており、短期間での効果的な立ち上がりを実現可能としています。さらに、受講者は自社の課題に基づいた具体的な活用案を策定し、アクションプランとして持ち帰ることができるため、実際の業務への活用も期待できます。
業務の最前線に向けた重要な一歩
コクー株式会社の代表取締役CEO、入江雄介氏は、「今年2030年に79万人のIT人材不足が予測される中、DXや生成AIの活用は日本企業にとって今、急務です。現場での活用に至らない問題を解決するため、この協業を通じて、知識から実践までを一貫して支援する体制を整えることができました」と述べています。
一方、NTT HumanEXの代表取締役社長、市川泰吾氏は、「DX・生成AIのリテラシーは、単なる知識ではなく、実務の中での活用を繰り返すことで価値が生まれる。これに対応するプログラムを提供できることに大きな意義を感じています」と語っています。
今回の協業を通じて、都市部の大企業だけでなく、地方の中小企業に対してもDX支援を行い、多様な人材の活躍を促す社会を実現することが期待されています。
企業情報
- - コクー株式会社: 東京都千代田区神田神保町3-29 帝国書院ビル5階。主にDX支援を行う企業。
- - 株式会社NTT HumanEX: 東京都港区南麻布1丁目6-15 アーバンネット麻布ビル。ヒューマン・キャピタルに関するサービスを提供。
この新たなプログラムが、企業のDX推進とリアルな業務におけるスキルの定着を進め、日本の経済発展に寄与することを期待しています。